公立高に「キャリア・カウンセラー」来年度200校

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060829-00000115-yom-soci

カウンセラーは、企業の人事担当経験者や、育児・介護などで休職中の人材などを想定している。高校に週3日程度出勤し、将来の進路や職業に悩む生徒の相談に乗るほか、企業での就業体験など、生徒の職業意識を向上させる行事などを企画する。

私の場合、既に42歳で、今さらキャリアプランを見直すどころでもありませんが、これからキャリア形成しようとしている人々には、自分が興味を持つことができ、かつ、需要の割に「参入者が少ない」業種の選択を勧めたいですね。
難しい理論はともかく、需要と供給のバランスの中で価格は決まりますから、需要に対し供給が少なければ、価格は上昇します。同じ時間働いても、それだけ売上は伸びるわけです。逆に、今後の法曹界のように、需要が頭打ちなのに供給がぐんぐん伸びれば、価格は低下し、当然、売上は伸びず、利益も減少します。
見栄や幻想、事情を知らない人の間違った話などに幻惑されて、今後の法曹界のような構造不況業種を選択すると、働けど働けど楽にならない、報われることのない職業人生を送ることになりかねません。
カウンセラーの方々は、是非、今後の法曹界も例として取り上げて、高校生の皆さんに、上記のような事情をよく教えてあげてほしいと思います。