警視正を訓戒 道警裏金問題で警察庁が追加処分

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060811&j=0022&k=200608102437

道警の裏金問題で、警察庁は十日、道警本部刑事部捜査第二課で一九九八年から九九年にかけて、架空請求などによる約二千三百五十万円の捜査用報償費、捜査費の不正使用があったとして、当時の同課課長で、現在、警察庁長官官房付の警視正(37)を内規に基づく「監督上の措置」にあたる警察庁長官訓戒処分としたと発表した。

これだけ多額の「不正使用」があったことについて、訓戒処分程度で済んでしまう、というところに、不正の実態や、それを警察が組織としてどう見ているか、といったことが透けて見えるようで興味深いと思います。
岐阜県庁における裏金問題が大問題になっていますが、公務員全体が、裏金問題では「同じ穴のムジナ」状態と言っても過言ではなく、刑事責任追及は不発に終わる可能性が高いでしょう。