金大中事件、韓国政府が関与認める

http://www.asahi.com/international/update/0726/003.html

拉致の現場から指紋が発見された東京の韓国大使館のKCIA要員、金東雲(キム・ドンウン)・元1等書記官は韓国に健在で、究明委に自身が実行に関与したことを認めた。また、別の複数の元KCIA職員は、李・元部長から犯行の指示を受けたと証言した。李氏は高齢の上、認知症が進んでいるといわれ、健康上の理由で聴取に応じず、李氏が拉致を企てたのか、朴大統領らの指示に基づいたのかの結論が出なかったという。

拉致事件というものについて、北朝鮮には犯人引渡を求めながら、韓国には引渡を求めない、というのはおかしいでしょう。犯罪行為が行われた場合、捜査が政治の影響を受けてはならない、というのが、日本の法制度であり、このような事態になった以上、日本は韓国に対し、事件に関与した関係者の引渡を求めて行くべきだと思います。