家庭訪問の担任に「父の暴力やめさせて」…放火の長男

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060701-00000501-yom-soci&kz=soci

関係者らによると、長男は学校の成績を巡って父親から再三、暴力を受け、けがをして登校してくる日もあったという。
2年前、当時の担任教師が家庭訪問した際、両親と長男本人の計4人で面談。長男は担任教師から「何か言いたいことは」と尋ねられると、父親の面前で「殴るのをやめさせてほしい」「塾をやめさせてほしい」などと訴えたという。

この少年がやったことを正当化することは、もちろんできませんが、上記のような訴えは、少年が必死に発していた「サイン」だった、という見方は十分可能でしょう。
自分の子供に期待しない親はいないと思いますが、暴力まで振るって勉強させるというのは、明らかに行き過ぎであり、虐待そのものです。
学校がどのような対応をしたかは、記事を見る限りはわかりませんが、有効な手を打たずに放置したのであれば、責任の一端を負うことになる可能性はあるでしょう。
それにしても、この「父」というのは、どういう人格の男なんでしょうか。この極めて不幸な事態のそもそもの原因を作ったのは、この男でしょうね。

「接し方、間違っていた」 高1長男の父親、関係者に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060701-00000076-kyodo-soci