眺望守れ 背後のビル目障り

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060408/eve_____sya_____000.shtml

都は今後、保護の対象範囲に建てる建物について、眺望を壊す高層建築になるような容積率緩和を認めない。建物の背後に飛び出るような屋外広告物を設置する場合も規制をかける。
さらに、二キロ以上離れていても、眺望にかかる高層ビルを建てる場合、外壁の塗装を制限する予定。今後、禁止する色彩の指標を定める。

こういった、眺望、景観を守るという動きは、必要なことだと思いますが、その反面で、他人の権利(財産権等)を大きく制約する側面がある、ということも重要でしょう。
建てたい建物が建てられない、好きな色にもできない、というのは、かなり大きな制約になります。
対立利益のバランスを適切にとる、ということも、常に念頭におくべきであると思います。