野田氏 「堀江メール」経緯説明

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000008-san-pol&kz=pol

永田寿康衆院議員が二月八日か九日にメールの写しを「すごい情報が入りました。見てください」と持ってきた。「From(送信者)はライブドア堀江貴文前社長だから消す必要はないのでは」と問うと、「ごく一部の限られた人に送受信する関係なので(アドレスに)特徴がある。情報提供者が絞られるので消している」との説明だった。口座送金(の不自然さ)については「そこは堀江前社長だから、ほかの人とは違う」とのことだった。
 情報提供者は「ライブドアを辞めたばかりで、ホテルにかくまわれており、とにかく特定は避けたい」というのが永田氏の見解。情報仲介者については「今は出版社を経営する元記者。長い間お付き合いした同志中の同志。自分の三十数年間の人生経験、人物観に照らして、この人がうそをつくようであれば、自分の全人格を否定するような話だ。全幅の信頼を置いている」とのことだった。

長くなるので、これ以上の引用は避けますが、いきなり「すごい情報が入りました。」ではじまっているところに、この問題の本質が現れているように思います。入ってきた情報について、慎重に裏付けを取り確認後に動く、という、ごく基本的なことが全然行われていません。
また、情報仲介者を過度に信用するあまり、情報に対する最低限必要な確認、裏付けすら怠っているところにも、致命的な問題を感じます。
私自身は、民主党支持者でも、反民主党でもありませんが、こういったことをやってしまう人々が政権中枢にいたら大変なことが起きかねない、と、率直に言って思いました。