元医師、2審も実刑 宇治川病院医療ミス控訴審

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200602020047.html

被告は一審では無罪を主張したが、医療過誤事件で起訴された医師としては異例の実刑判決を受けた。控訴審では罪を認めた上で、「薬剤を取り違えた准看護師の責任が大きい」などとして、一審判決の量刑不当を主張していた。
白井裁判長は「一審と控訴審では罪を認める重みは違う。執行猶予の情状とまでは言い難い」と説諭した。

1審では否認して無罪を狙い、実刑判決を宣告されると控訴審では一転して認め執行猶予を狙う、というのは、ありがちな流れですが、「重みが違う」ということが指摘されていることは、今後の公判対策を検討中の人にとって示唆に富むと言えるでしょう。