組事務所は「人格権侵害」〜福岡地裁が使用差し止め仮処分

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06020708.htm

事件は、昨年8月17日に発生。山口組系と道仁会系の抗争で、1階の山口組系組事務所前で爆発が起き、玄関ドアが破損、廊下のコンクリート床に20センチ四方の穴が開いた。驚いて倒れた住民が病院に運ばれ、今なお精神的後遺症に悩まされている人もいるという。
組事務所の部屋には監視カメラが設置され、窓は防弾ガラス。事件前から毎日のように組員とみられる男が出入りしていた。月末には、上納金を納めるためか、20人以上の男が並ぶ姿も見られた。福岡県警の捜索は半年で3回に及び、住民は不安を募らせていた。

これでは、とても平穏には暮らせないでしょう。ただ、どのような具体的事情があれば人格権侵害と認定できるかどうかは、一概には言いにくいものがあると思います。
暴力団追放運動にとっては有意義な判断と言えるでしょう。