ライブドア:関係者から詳細資料 堀江社長追い詰める

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060124k0000m040173000c.html

捜査の流れや、今後の特捜部の狙いがわかります。

特捜部は上級庁にもほとんど情報を漏らさないほどの保秘を貫いた。

これを見て思い出したのは、昔、東京地検特捜部が捜査した「売春汚職」を巡る事件ですね。某全国紙の記者が、事件に関して書いたスクープ記事に関し、名誉毀損容疑で逮捕され、その記事が誤報であることが判明したものの、なぜそのような誤報に至ったのか、長く、その経緯が不明とされてきました。それが、故・伊藤検事総長の著書「秋霜烈日」の中で、東京地検から法務省へ上げた情報がマスコミに抜けすぎるので、わざと「ガセネタ」を法務省へ上げてみたところ、それが抜けたのが上記の誤報だった・・・ということが明らかにされました。
この辺の経緯は、「秋霜烈日」と、本田靖春・著「不当逮捕」を併せて読むと、なかなか興味深いものがあります。