取り調べで「ぶっ殺すぞ」 厳重注意処分の検事が辞職

http://www.asahi.com/national/update/1228/SEB200512280014.html

検事は佐賀地検に在籍していた01年3月18日、背任罪に問われた元組合長(76)=無罪確定=を佐賀市内で取り調べた際、「ふざけんな、この野郎」「ぶっ殺すぞ」などと発言した。

許されない発言であることは言うまでもないでしょう。
ただ、この検事(もう「元検事」ですが)をかばうわけではありませんが、検察庁というところは、他者に対して厳正であるべき組織である割には、身内に甘いところがあり、例えば、過去にあった贈収賄事件の過程で、他省庁に出向中、有罪判決を受けた人物と一緒に接待を受けていたことが判明した検事が、中途半端な処分と一時的な左遷程度で済まされるなど、心ある人なら首をかしげるようなことが起きています。
それを考えると、辞職して責任をとったことは評価できると思います。