両親殺害16歳の公判…ついたて設置せず、匿名で審理

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000115-yom-soci

同地裁などによると、栃木力裁判長は、少年の姿を隠すついたての設置や傍聴人によるイラスト作成の禁止について、「現時点では、裁判公開の原則に制約を加える必要性が認められない」と判断したという。
ただ、匿名で審理するため、同地裁に掲示される開廷表などにも、少年の氏名は記載しない。少年の入退廷時は傍聴人を法廷内に入れず、手錠姿を見せないようにし、被告席も傍聴席に背を向けた位置に設ける。

裁判公開の要請と、プライバシー保護の、双方を考慮し、ぎりぎりのところで落とし所を見出した、という印象を受けます。
実質的な部分で、被告人にできるかぎりの配慮をしたと言えるのではないか、というのが私の感想ですね。