弁護士が倍増する「2007年問題」

http://markets.nikkei.co.jp/column/rashin/personal.cfm?genre=q9&id=q98ab000_11&date=20051011

「ボツネタ」経由で知りました。
久保利先生も、

ロースクールの挑戦 弁護士になって日本を変えたい」
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31557209

を監修してバラ色の夢を振りまいたり、上記の記事で、

2008年には2700人、2009年、10年に2900人、2011年は3100人の法曹が誕生することさえ想定される。2011年以後は毎年3000人ずつ誕生することとなる。一体彼らは何処に活動の場を見いだすのであろうか。

と警鐘を鳴らしたりと、なかなかお忙しいようですね。
久保利先生に言われるまでもなく、今後、弁護士の数が激増すれば、弁護士像も、仕事の内容も、従来のままではあり得ず、競争は激化し、今までのように何の取り柄もない人、いろいろな意味で問題がある人でもそこそこ食える、ということはなくなって、落ちる人はどこまでも落ちて行くという、一種の「戦国時代」に突入するでしょう。
今後、法曹界に身を投じようという人々は、そのことを覚悟しておく必要があります。大きな事務所を構え、イソ弁や美人秘書を従え、大邸宅、美人妻、美酒美食、高級車のある生活、といった幻想は、いまのうちに粉々に打ち砕いておく必要があるでしょう。
既に法曹界へ入ってしまっている我々は、やはり、能力、専門性を高め、堅実を旨として、どのような状況になっても生き残って行けるようにするしかないと思います。