ネットワーク社会の自由と権利、どう守りますか?

http://www.asahi.com/10th/interview/09.html

何についても普遍的に言えることだと思いますが、大きな利便性を手に入れるということは、同時に、大きな危険性を背負い込むということでもあると言えるでしょう。危険性があるからと言って、手に入れたものを捨て去ることになれば、我々は、車で移動できず、飛行機で海外にも行けない、といったことになってしまいます。
インターネットに関する議論については、普及してまだそれほどたっていないことや、使えなくても生活している人が少なくないこともあって、危険性を憂慮するあまり、利便性を損ねかねない極論が横行する傾向があると言えるでしょう。
インターネットについても、大きな利便性を損ねることなく、いかに危険性を少なくし封じ込めて行くかが、今後も取り組むべき課題であり続けると思います。