中国がネット規制本格化

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050927/mng_____kok_____003.shtml

二十六日付の中国各紙によると、禁止事項に(1)国家の安全に危害を与え国家統一を妨害(2)民族間の憎しみ、差別を扇動(3)ポルノ、暴力などの情報(4)違法なデモ行為の扇動−など十一項目を列挙。違反者には一万元以上、三万元以下の罰金を科し違反情報を掲示したプロバイダーも処罰する。

だから中国は人権を抑圧している国だ、などと、我々が安易に言えないところが怖いですね。
「禁止事項」を「努力義務事項」に変えれば、上記のようないわゆる「有害情報」(何が「有害」かについて考え方の違いはありますが)について、似たような規制が既に我が国でも導入されようとしています。
自分の子供の教育もろくにできず、その成長過程に応じたインターネットの利用をさせられない親が増え、自分たちではできないことを国や地方自治体に押しつけようという動きが強まれば強まるほど、我々が批判すべき対象と同化する方向へ進むという自覚が必要ではないかと思います。