森永ヒ素ミルク事件から50年、被害者守る会など式典

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050918i214.htm

森永乳業の古川紘一社長は「事件を一生背負うべき十字架ととらえ、全社挙げて責任を果たしたい」と改めて謝罪。守る会メンバーが「二度と悲惨な事件が起きないよう、力を尽くす」と誓いの言葉を述べた。

最近、雑誌で、確かこの社長さんだったと思いますが、インタビューに答えている記事を読みましたが、事件に対する反省や、この種事故の再発防止を社是としていることなどを淡々と語っており、この事故に多くを学んでいるなと感じた記憶があります。
森永グループの中に、乳業と製菓があるようですが、森永製菓と言えば、思い出すのは「グリコ・森永事件」ですね。製品への毒物混入の恐れから、店頭での販売が困難となり、同社の社員が製品を直接売り歩いたり(泣きながら売っている社員がいた、というニュースが流れていて、非常に同情した記憶があります)、そういうこともあって支援の輪が広がり、学校などで森永製品を集団購入するといった動きもありました。
なぜか、事件・事故に縁があるグループなのかもしれません。

http://www.morinaga.com/top.html

「森永」で、ヒ素ミルク事件から話がとんでしまいましたが、グリコ・森永事件については、以前、

闇に消えた怪人―グリコ・森永事件の真相

を、非常に興味深く読んだ記憶があります。警察が、かなり真相に迫ったにもかかわらず、あと一歩のところで詰め切れなかったのではないかという印象を強く受けました。