駅長も危険性認識、業務日誌に「職人芸」 東武踏切事故

http://www.asahi.com/national/update/0618/TKY200506180198.html

捜査1課の調べでは、こうした実情について、98年当時の同駅駅長の業務日誌の中に、「ラッシュ時間帯はロックを解除して遮断機を上げないといけない状態。(わずかな時間での操作なので)1年程度の経験では厳しい職人芸だ」「こういう状況だから、保安係員が駅務につくことはできるが、(一般の)駅務員が(踏切を操作する)保安係をやることはできない」などと記載されていた。
また、同駅では、駅長が代わる際、後任への引き継ぎ文書が作成されていた。これにも申し送り事項として、内規違反の運用が明記されていた。

かなり危険な状態のまま、しかも、そのような状態が認識されつつ、改善がなされない中で、重大事故が起きてしまったようですね。
こういう記事が出る背景には、捜査に非協力的な東武鉄道と、それに苛立つ捜査当局の緊張関係があるのではないかと思った私は、勘ぐりすぎでしょうか?