警官発砲、男性の左胸貫通 職務質問に抗議、胸つかむ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050430-00000111-kyodo-soci

県警によると、巡査部長は同僚と2人で男性の知人を職務質問していたところ、男性が質問の方法などについて抗議し、巡査部長の胸をつかんだりネクタイを引っ張るなどしたため、巡査部長は身の危険を感じ、発砲したという。

このニュース、今日の夕方のフジテレビのニュースでも見ましたが、そこでは、上記の男性の関係者が、「威嚇発砲もなかった。」と話しており、①上記のように、男性は素手の状態で、警察官に対する有形力の行使もそれほど激烈なものとまでは認められないこと②(フジテレビのニュースによると)応援の警察官も含め少なくとも5名程度の警察官はいたと認められること(したがって複数の警察官による、発砲以外の方法による制止も可能であったと思われる)③威嚇発砲もなかったこと(この点は上記の関係者の話でしかわかりませんが)から、発砲に、必要性や相当性が認められたのか、疑問を感じます。