編集協力費処理で不手際 武富士から5千万円 週刊朝日

http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY200503300320.html

朝日新聞社の社内調査によると、武富士側から週刊朝日編集部に「グラビア企画に協力したい」という申し出があり、企業の資金協力で取材・編集する「編集タイアップ企画」としてスタートした。武富士が編集協力費として記者やカメラマンの海外出張費などに5千万円を出す一方、週刊朝日編集部は連載終了後に写真展の開催か写真集の出版などで、武富士の協力によってこの連載が行われたことを明らかにする約束になっていた。

 ところが、連載終了時には編集長が交代していたり、武富士弘前支店の放火事件などの対応で多忙だったりしたことから、約束は実現されないままになっており、編集部が一方的に編集協力費を受け取った形になっていた。両者は、当初の約束だった写真集を出版する方向で話し合いを進めている。

武富士に対する社会的な批判の高まり、朝日新聞の日頃からの報道姿勢、といった諸事情から考えると、予定通りに進まなくなった時点で、一旦、精算を行い返却すべきものは返却した上で、仕切直しを行うべきだった、と言えるでしょう。
週刊誌の記事では、かなり強く批判されているようで、そういった批判のすべてが直ちにあたっているとも思いませんが、朝日新聞の脇が甘く自ら種をまいてしまったという側面は多分にあると思います。