法的措置含め対応検討 ライブドア、フジ防衛策で 

http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050325/fls_____detail__004.shtml

フジテレビジョンが企業買収への防衛策として、ニッポン放送保有のフジ株をソフトバンク・インベストメントSBI)に移したことに対し、ライブドアは25日、法的措置が可能かどうかを含め、今後の対応について本格検討に入った。

この問題について、ライブドアのほうで何らかの法的措置、というのは難しいのでは?と思いますね。ニッポン放送の現経営陣にも、経営判断としてそれなりに広い裁量が可能であるはずですから、それを法的に否定するためには、相応の根拠が必要でしょう。もしかしたら、あるのかもしれませんが、私は、今のところ思いつきません。
ニッポン放送・フジテレビ側も、狼狽、パニックから徐々に立ち直ってきているという印象を受けます。

フジ筆頭株主ソフトバンク系 「救世主」両刃の剣か
http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY200503240364.html

「窮地におちいっているフジ側が焦って動いてしまったが、孫氏はマネーゲームの天才だ。いずれ、主導権を握ってくることは十分考えられる。(後に災いを招く)トロイの木馬になる可能性もある」

トロイの木馬、という見方も成り立ち得ますが、日本には、昔から、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」ということわざもあります。一種の賭けという側面はあるでしょう。