winny幇助公判・3月18日証人尋問(その2)

(田中警察官に対する弁護人の反対尋問・続き)

12月26日は、被告人に対し、捜索差押をやり直すとともに、供述の確認を行った。前回とは違う取調官により取り調べようとは考えなかった。その点について、問題意識とか、前回の取調官である木村の予断ということは考えていない。
被告人開設のウェブサイトには「まん延」という言葉はない。
(被告人のウェブサイトを提示の上、その中の記述に関するやりとりあり、P2P技術が著作権侵害にも使われうるかどうか、といった点について、検察官が「意見を求めている、誤導である」等と異議を申し立て、弁護人は「証人の当時の認識を聞いている」と反論し、裁判長は、「捜査経緯を中心に聞くように」と述べて尋問を続行させた)
被告人と姉のメールのやり取り(甲119号証)だけからは、被告人の考え方はわからないと思う。2ちゃんねる中の「まん延」という言葉の有無も含め、言葉にこだわっているわけではない。

(続く)