地下鉄サリン事件から10年 遺族や被害者になお続く痛み

http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050320/fls_____detail__003.shtml

あれから10年、ということには感慨を覚えます。事件発生時の私は30才で、まだ若くて未熟な検事でした。今の状態で、10年前にタイムスリップでもすると、もっと充実した取り調べ等ができるような気がします。無理ですが。
亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともと、今なお後遺症で苦しむ方々が1日も早く回復されることを望みます。

地下鉄サリン事件東京メトロ6駅で追悼行事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050320-00000018-mai-soci

父(63)が被害に遭ったという千葉県我孫子市の男性会社員(33)は「父はサリンが置かれた車両に乗っていた。亡くなった職員の2人に命をかけて助けていただき、元気になることができた」と話し、献花して感謝の思いを伝えたという。

ライブドアニッポン放送問題で、よく語られる「公共性」ですが、真の意味での公共性というのは、こういうことではないかと感じました。
乗客の安全のために、尊い生命を失われた地下鉄職員のご冥福をお祈りしたいと思います。