<万引き告白>女性タレントを聴取 警視庁、処分検討

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000068-mai-soci

同庁幹部は「わざわざテレビで話しているものを見過ごすわけにはいかない」と話している。

先日、

集団強盗を告白した18歳女性タレントって?
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050219#1108743672

と述べましたが、上記の警察の判断は適切でしょう。
公共の電波を使ったテレビで、自らの犯罪行為を自慢、吹聴するような行為は、検事の論告風に言うと、「我が国の法秩序に対する重大な挑戦」と言えるかもしれません。

追記1:

朝日新聞の2月15日夕刊で、問題の番組「カミングダウト」について、「意外な告白 だまし合い」というテーマで紹介しており、その中で、

(「ケインとアベル」のどちらかに似た名前の人、記事では本名だがブログ主の判断で実名記載せず)は、集団強盗でお店をつぶしたことがある」といった告白が続いた。

と、何の疑問も批判もまじえず紹介しているのを発見し、驚きました。
少年が、犯罪を犯したことをテレビで告白し、番組では「本当のこと」という紹介がされていることを、何の疑問も批判もなく、しかも、少年の実名入りで記事にした朝日新聞の見識が疑われるでしょう。

追記2:

その後の朝日2月25日朝刊の、「サブCH」というコラムでは、「今回の日本テレビの放送は一線を超えており、許されるものではない。」と批判していましたが、「一線を超えた」番組を、何の疑問も批判もなく読者に紹介したことは、どう考えているんでしょう?