逃げる警官「弁解の余地ない」警察庁長官が陳謝

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050224-00000313-yom-soci

漆間長官は、3人の警察官が、交通事故の110番通報を受けて事故処理をするつもりだったと説明した上で、「そうではない場面に遭遇して頭の中が真っ白になったようだ。3人は20歳から24歳までの若い警察官で、教育を徹底させたい」と語り、全国の警察に訓練や教養の強化を指示したことを明らかにした。

警察庁長官でも、「頭の中が真っ白になる」という表現を使うんですね。
それはともかく、警察官が、職務執行中に、「頭の中が真っ白」という状態になること自体が問題ではないかと思います。「逃げる」というのは、そういった問題に起因する結果に過ぎません。
警察官が、制服を着用して仕事をしていれば、常に、何らかの攻撃にさらされる可能性はあるわけですから、そういった場面に急に遭遇したらどうするか、ということを、常に頭の片隅にでも置いておく必要があるでしょう。そうすれば、頭の中が「真っ白」にはならないと思います。

追記:

“警官逃走”は遺憾 警察庁長官
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050225/mng_____sya_____013.shtml

「志を持って警察に入った以上、実務経験があるなしにかかわらず蛮勇をふるっても対応しないといけない」としかる一方で「失敗を教訓にして成長してほしい」と述べた。

最後の点を忘れずに付け加えるところが、「人の上に立つ器」ということでしょう。
叱られた警察官には、これを教訓に奮起して、国民に信頼される警察官になってほしいものです。