弁護士倫理上、問題がある弁護活動(刑事)

別に、誰が、という話ではなくて、あくまで一般論ですが、過去に問題になった事例を見ていると、相当、悪質な事案、というが少なくないです。
問題がある刑事弁護活動に関する検察庁内部の研究は、結構進んでいて、数年前だったと思いますが、法務総合研究所が、部内向けに(「法務研究」といったテーマ)、「刑事弁護活動に関する諸問題」といった本を出したので、購入して一通り読んだことがありますが、ひどい事例が沢山紹介されていました。購入した本なので、まだ持っていますが、「取扱注意」と書いてあり、取扱いに注意しないと検察庁に怒られるので、今度、どこか人のいないところへ持って行って、取扱いに注意しながら、こっそり読み直してみようと思っています。
刑事弁護は、いろいろな利害が錯綜して、いろいろなことが起きるので、弁護人としても、後に指弾を受けないよう、常に慎重に行動する必要があるのは事実です。