送致少年を防犯パトロールに同行…千葉家裁とNPO

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041121-00000202-yom-soci

対象は、少年審判が始まる前の調査中か、最終的な処分を決める前の試験観察中の在宅の少年。家裁側がそれぞれの適性を見極めた上で打診し、本人が了解した場合に実施している。今年6月から始め、これまでに恐喝や傷害事件などを起こした15―19歳の計9人が参加した。
 少年たちと防犯パトロールにあたるのは、NPO法人「ユース・サポート・センター・友懇塾」(千葉市緑区井内清満理事長)のメンバー。可能な限り少年たちの保護者にも同行してもらい、一緒に繁華街や公園、コンビニエンスストアなどを回り、夜間たむろする少年少女に帰宅を促したり、喫煙や飲酒を注意したりする。薬物乱用防止を訴えるチラシも配る。

この試みは、おもしろいと思います。少年犯罪、少年非行を抑止するためには、厳罰だけでは効果は期待できないと思いますし、処遇をもっと多様化して、実のあるものにすべきでしょう。現状のように、選択肢が少ない、という状況は、もっと改められるべきだと思っています。