シンポジウム「企業の社会的責任」(その2)

「三品」で牛飯を食べたりしていたので、遅刻して会場入りし、冒頭の挨拶等は聞けず、基調報告「企業活動とコンプライアンス」(今井猛嘉・法政大学教授)の途中から聴くことになりました。
報告では、日本の企業関係者(大企業中心)に対するアンケート調査結果を踏まえ、コンプライアンスや企業の社会的責任等についての意識などが紹介されていました。
調査結果を概観した印象としては、日本の企業(特に大企業)では、コンプライアンスや企業の社会的責任についての関心は、当然のことながら、既に持っており、コンプライアンスプログラムの整備など、必要な措置も講じつつあるが、何をどこまでやればよいのか、といったことが、なかなか把握できずにとまどいつつ日々の業務に取り組んでいる、という傾向が強いのではないかと感じました。

(続く)