「はてな」問題とインターネットにおける「匿名性」について

私は、以前、このブログで、

「インターネットにおける匿名性について」
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040814

と論じたことがある。今でも、この考え方に変化はない。「はてな」が放言しているような間違った理解は論外であるが、ブログのような場で物を言う人には住所氏名などを正確に登録させ、匿名性を制限することにより責任のある情報発信を求める、という考え方はあり得る(私は、匿名性をもっと尊重すべきだと考えているが)。
しかし、それならそれで、利用者に対し正確な説明をすべきであり、私が既に指摘しているような、理由にもならない理由とか、間違った裁判例の読み方を持ち出して利用者を混乱させるような方法は間違っていると思う。