「スローキャリア―上昇志向が強くない人のための生き方論」

スローキャリア

一昨日に、たまたま書店で見かけて購入し、読んでいるところですが、興味深い内容です。
検察庁が検事に「スローキャリア」という考え方を許容していないことにも現れているように、日本の従来型の組織では、「組織内で昇進するか、昇進せず不遇な人生を送るか」といった二者択一を迫るという傾向が顕著です。この本は、そういった人生とは別の人生を歩みたいという人のキャリア形成を考えるという内容で、働き方がますます多様化する中で、非常に参考になる1冊だと思います。