LINE「既読疲れ」の次は「通知疲れ」?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140508-00000064-economic-sci

サークルやクラスの友人など、複数のグループに所属するのが当たり前の学生たち。とはいえ4割弱は「退出したいグループがある」と回答している。グループトークの利用者全体では2割強だったので、学生の方がやや「グループトーク疲れ」しているのかもしれない。理由を複数回答で尋ねたところ、「誰かが発言するたびに通知が来て落ち着かない」(51.9%)、「いつも特定のメンバー同士のみが会話している」(38.9%)、「返事しにくいどうでもいい発言が多い」(33.3%)などと続く。退出したいグループがある人のうち、半数以上が「誰かの発言のたびに通知が来ること」を理由に挙げている。

かつてのように、アナログな手段でしかつながることができなかった時代とは異なり、今は、デジタルで膨大な人々とつながりが持て、とは言え、やっている自分自身は生身の人間でしかないので(当たり前ですが)、あっちでもこっちでもつながって、いちいち気にしていたら、身がもたなくなります。必要なのは、やはり「スルー力」「捨てる力」のようなものでしょう。応答する余裕がない場合は放っておく、面倒であればばさっと切ってしまう、そういった思い切りで、膨大なつながりに、いちいち振り回されないようにしないと、寝る間もなくなり死んでしまいかねません。
出会いは別れの始まりであり、人間関係は、切り捨てても、また必ず新たな出会いがあります。いい男、いい女と思っていても、広い世の中には、もっといい男、いい女が必ずいるものです。デジタル全盛の時代であるからこそ、自分自身を強く持って、つながっているだけでなく、切る、捨てる勇気を持つ必要があるでしょう。

2014年05月14日のツイート