リアルタイムで情報確認・発信、まさに「スマートウオッチ」

http://www.j-cast.com/mono/2012/04/08127687.html?p=all

2011年に日本で発売された「LiveView MN800」の後継機で、デザイン性と機能性の両面で進化した第2世代モデルだ。防滴/防キズ対応のボディーの周囲には高級感のあるアルミニウム素材を使用し、全画面タッチパネル対応で約1.3インチのフラットなOLED(有機EL)ディスプレーを搭載している。
機能面では、Bluetooth技術によりXperiaと連携し、着信やSMS情報をリアルタイムで確認できるほか、事前設定した文章のSMSでの返信やTwitterリツイートFacebookの「いいね」ボタンなど、簡単な情報を発信できる。

前のモデルの当時から、ネット上で見て興味を持っているのですが、いろいろなスマートフォンと幅広く連携するという製品ではないことや、スマートフォンでダイレクトに情報を見たほうが早いのではないか、といった疑問もあって、まだ購入していません。
会社等によっては、スマートフォンを取り出して操作していると遊んでいるように見えてまずい、というところもあるようですから、そうした環境に身を置いているような人は、こうした「時計」のようなスタイルの製品を身につけ操作するメリットがあるかもしれません。
おもしろい製品であるとは思いますが、使う人や使う場面が限定されてしまう、という気はしますね。とは言え、ちょっと使ってみたい誘惑に駆られます。

2012年04月07日のツイート

【iPad活用】iPad1人1台で海外とTV会議―甲府市・山梨英和中学校

http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2012/0402_3b.html

山梨英和におけるiPad導入のきっかけは、姉妹校連携予定であるメントンスクールの生徒全員がiPadを持つ環境が近く実現することを知ってからだ。両校はテレビ会議等での交流も予定しており、iPad同士であればよりスムーズにリアルタイムで交流を図ることができる。

なおiPadは個人所有のため、自宅での使い方については自由だが、学校での使用時間や使用アプリなどについては制限を設けており、iPadリテラシーを図る授業も行っている。

生徒の学習内容は全てiポートフォリオとしてiCloud上などに蓄積。「つながる」「伝える」力を育みつつ、「自ら学ぶ」力の育成を目指す。

この種のモバイル端末と18歳未満の生徒の関係については、使わせない、遠ざける、といった方向へ進みがちですが、こうして1人が1台持ち、リテラシーを身につける教育も受けながら活用する、というのは好ましく、望ましいことではないかと思います。FaceTimeを使えば、海外の姉妹校の生徒とも映像付きでコミュニケーションを図ることができ、人間関係を育むことができ、また勉強にもなるでしょう。こういったタブレットをうまく活用して情報処理するスキルを身につけて社会に出ることができれば、身につけていないよりも、遥かに効率の良い、合理的な生活を送ることもできます。
こうした、教育の場でのタブレット活用は、今後、強力に推進してほしいものです。

故人のデータはどうなる?ネットの“エンディング”対応始まる

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20120306/1043064/?P=1

Webサービスの「PassMyWill」は、自分の死後にパソコンやネットサービスなどのIDやパスワードを家族や友人に送信する。仕組みはこうだ。まず、自分のメールアドレスでユーザー登録を済ます。次に、家族や友人など信頼できる人のメールアドレスと、自分の死後に伝えたいIDやパスワードを登録する(図3)。設定に必要な送信先のメールアドレスは最低3つ。メッセージ欄にはIDやパスワードなどを記入しておく。設定の最後に、自分が使っているTwitterFacebookのアカウントを登録するのがポイントだ。

先日、雑誌のプレジデントの取材を受け、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20120114#1326513285

といったコメントをしましたが、ネット等でいろいろと活動すればコンテンツ、データは増え、とは言え活動している人は確実にこの世を去ることになりますから、この「死んだらどうなる」という問題は、それぞれが考えておくべきでしょうね。
ISPインターネット・サービス・プロバイダ)等でも、この問題に対処しているのは、まだ少数にとどまっていますが、今後は、死後におけるコンテンツの取り扱いについて、利用規約ガイドラインで明示しておいたり、上記の記事にあるようなエンディングサービスを案内して希望者への便宜を図る、といった動きが、徐々に強まる可能性もあると思います。
寂しいことですが、人間は死すべき存在ですから、そろそろお迎えが来る時期、という自覚を持つようになったら、こうした面でも備えておく、ということが必要でしょう。