デリヘル嬢に刀抜く 容疑の医師を緊急逮捕、福岡県警

http://www.asahi.com/national/update/0217/SEB201002170008.html

容疑者は「愛刀を鑑賞するために抜いただけ」と容疑を否認しているという。

容疑者は17日午前0時40分ごろ、派遣型風俗店のデリバリーヘルスから自宅に呼んだ女性従業員(25)に対し、日本刀(刃渡り約70センチ)を抜いて振りかざしながら性交を求め、「おれを誰と思っとうとや。なめとうや」などと怒鳴って脅した疑いが持たれている。
女性が逃げ出し、店が110番通報したという。

暴力行為等処罰に関する法律違反(おそらく示凶器脅迫)で逮捕されたということですが、記事に出てくる行為があったとすれば、強姦未遂罪のほうが問題になりそうな気がします。
デリヘル嬢を目の前にして、愛刀を鑑賞するために(?)日本刀を抜く、それも医師が、という、特異な事件で、こういった事件を見ていると、世の中、いろいろな事件が起きるな、という印象を改めて受けるものがあります。

「国母は命を救ってくれた」 スノボ仲間が語る素顔

http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201002170501.html

「海外遠征で忙しい中、移動の合間を縫い、入院先の病院に何度もお見舞いに来てくれた」と荒井さんは振り返る。08年夏に骨髄移植の手術を受け、元気になった。「自分を助けてくれる活動が、瞬く間に広まった。極端なことを言えば、カズがいなければ生きていなかった」

昨年10月、元五輪代表らが開いたイベントで、参加した子どもたち30人が応援メッセージをくれた。国母選手はその一人ひとりに手書きで返事を書いて送ったという。

私は弁護士ですから、いろいろな人に接しますが、如才なく振る舞っていても、心が冷たく人を踏み台にしてでも自分の利益を図る、という人は多いですね。そういった人に比べれば、言動にやや幼稚な、甘い面があっても、人に対する優しさがあり情がある、という人のほうが、人として見所があり評価できるのではないかと思います。
国母選手には、大勢の人が応援してくれていることを励みにしつつ、悔いのないオリンピックにしてほしい、結果がすべてではないにしても、できれば良い結果を出してほしいと思います。

ウィルコム、午後に更生法申請 負債総額1700億円強

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100218-00000510-san-bus_all

再建に向けて、ウィルコムを現行PHSと次世代PHSの2社に分割する案が有力。新たにスポンサーとなるソフトバンクは、次世代PHSに出資。投資ファンドアドバンテッジパートナーズ(AP)が、現行PHSに出資する方向。

PHSは、当初は携帯電話より利用料金が安くメリットがありましたが、携帯電話の普及や利用料金低下の中で次第にそういったメリットが薄れ「チープな携帯」といったネガティブなイメージがついてしまった上、データ通信についても、かつてはコストパフォーマンスが良かったものが、ここでも携帯電話のほうが高速で定額の使い放題サービスを打ち出してきたことで(イーモバイルを皮切りに)落後してしまう形になってしまいましたね。
現行PHSには、それでも一定の需要はありそうですが、問題は次世代PHSで、ソフトバンクが、既存あるいは次世代の携帯電話サービスとどのように併存、両立させて行くのか、今後に興味を感じます。

警察庁が警察相談の全件記録指示 事件防止に管理も徹底

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010021801000262.html

警察庁によると、これまでは警察署を訪れた相談者が話しているうちに納得して相談自体を取り下げたり、警察の所管外であるとして対応しなかった場合は、最初に受け付けた署員らだけで処理し、文書記録を残さないことがあった。

警察庁の新方針では、交番や夜間の当直も含め相談すべてを文書に記録した上、専従担当者に連絡して集約・管理する。

記事では「納得して」とありますが、日本の警察の得意技は、被害相談等で訪れた人に、何だかんだと難癖をつけ嫌々、渋々、そのまま持ち帰らせること(こういうものは、常識的に「納得」」とは言わないと思いますが、警察側では「納得」の中に入れられてしまいます)、あるいは、表面上は親切に話を聞いた振りをしておいて、その後は徹底的に放置して時間の経過の中であきらめさせることで、両者をうまく使い分けながら面倒な仕事はできるだけしない、昇進にプラスになるような、点数稼ぎになるようなことは一生懸命(一生懸命に見えるように)やる、というのが日本の警察官の基本中の基本と言っても過言ではないでしょう。桶川ストーカー殺害事件のような警察官の怠慢事例は、こういった事情の中で起きてきているものです。
警察庁が一生懸命に旗を振ったところで、こういった悪弊は現場の警察官の身体の隅々まで染み込んでいますから、一朝一夕に改めるのは無理でしょう。
文書を作成して管理、と言っても、文書を適当に書いたり、でっち上げたりするのも警察の得意技の1つである以上(桶川ストーカー殺害事件のように)、どこまで実効性があるのか、はなはだ疑問です。
警察へ被害相談等で行こうとする人は、こういった悪弊の巣窟へ行く、という意識を予め持っておくべきではないかと思います。

「必殺仕事人」俳優の藤田まことさん死去

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100218-00000530-sanspo-ent

週3回のリハビリにも励んでおり、今年3月の“完全復帰”を見据え、スタートを切っていた矢先の出来事だった。

まだまだ活躍できると私も思っていましたが、残念と言うしかありません。
私の印象の中では、やはり、必殺仕事人の中村主水のイメージが強烈ですね。日頃はうだつの上がらない、妻や姑の尻に敷かれた同心が、仕事人として、日頃の表情を一変させ鮮やかに目的を遂げ、再びうだつのあがらない日常へ戻る、その描き方が魅力的で、大学時代は、毎週、楽しみにして観ていたものでした。
ご冥福をお祈りしたいと思います。