宇佐神宮で後継争い 世襲家外した神社本庁に信者ら反発

http://www.asahi.com/national/update/0305/SEB200903050009.html
http://www.asahi.com/national/update/0305/SEB200903050009_01.html

創立は725年。769年に称徳天皇の勅使として神宮を詣でた和気清麻呂が神託を受け、皇位を望んだ道鏡の野望を阻んだとされる。

これだけ由緒正しい神社であっても、記事にあるような後継争いが起き、人と人とが相争う、というところに、人間世界の難しさを感じますね。和気清麻呂の故事を思い起こし、大局的な視野に立って、争いにどこかで終止符を打つ必要があるでしょう。

不況の影 ひったくり急増 前年比35%増 高齢・女性 被害目立つ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009030802000050.html

道具や技術を要する侵入盗などと違い、バイクや自転車があれば事足りるため「職にあぶれたり、ギャンブルに負けた若者や暴走族出身者らが安易に手を出している」(捜査三課幹部)という。

特に技術や熟練は必要なさそうであり、不景気の中、手っ取り早く金品を手に入れる手段として、徐々にまん延しつつあるのかもしれません。
記事にもありますが、ひったくりの際に、バッグ等を取られまいとする被害者を、バイクや自動車に乗ったまま引きずってしまうことで、転倒させ頭部を強打して負傷、さらには死に至らしめるなど、窃盗事件が、一転して強盗致死傷事件に様変わりする、ということが時々起きます。それだけ危険な犯行であり、安易に手を出すべきではなく、また、被害にもあわないように十分な注意が必要と思います。

遠隔監視自販機「対面販売でない」=DVD業者の有罪確定へ−最高裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090309-00000073-jij-soci

上告審では竹崎長官が審理に加わり、裁判長を務めた。最高裁長官は15人の裁判官全員で構成する大法廷で裁判長を務めるが、裁判官5人の小法廷には加わらない慣行となっており、参加は極めて異例。

私は、この事件の主任弁護人として、今日の判決宣告に立ち会いましたが、判決については、極めて残念かつ大いに不満、ということで、それ以上のコメントは差し控えます。なぜ、長官がわざわざお出ましになったのかも、よくわかりません。
最高裁の法廷の当事者席に座るのは初めてでしたが、その前に、弁護人控室に立ち寄ったところ、裁判所の中によくある、粗末な、汚い壁にひびが沢山入っているような控室ではなく、立派な、おそらく革張りの大きな椅子がずらっと並んでいる、かなりゴージャスな部屋で、驚きました。
判決宣告は、ごく短時間でしたが、いつも見ている法廷の光景とはかなり異なり、現実の法廷にいるというよりは、夢の中の法廷にいるようで、判決が残念な結果に終わっただけに、記憶に残るものになったように思います。ただ、良い経験になったのは事実でした。