ワイン風呂で『乾杯』 ボジョレ・ヌーボー解禁

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081121/CK2008112102000093.html

二十三人の宿泊客がワイン風呂で待機。小涌園ホテルのソムリエがボジョレ・ヌーボーの栓を抜いて注ぐと「ボジョレ!」とグラスに入ったワインで乾杯、試飲した。

やや勿体無い気がしますが、私は、解禁日の昨日夜、事務所で、知人と一緒に早速飲みました。一種のお祭りのようなもので、ぱっと飲んで楽しむ、というのがボジョレ・ヌーボーでしょう。

JTBグループがグーグル「Gmail」を全面導入へ

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081106/318695/?ST=system

Gmail移行の狙いは、システム運用コストの削減。同社は現在、マイクロソフトの「Exchange Server 2003」を自社で運用しているが、ハード/ソフト共に2010年で保守が切れる。仮にサーバーやストレージを入れ替え、Exchange Serverを最新版にアップグレードした場合、初期投資を含む5年間の総費用は20億円に達するとみられる。一方、Gmailの法人向け有償サービスを使うと5年間で9億円で済むと試算する。

かkる費用が半分にも満たないのであれば、Gmailに全面的に乗り換えてしまおうと考えるのも自然な流れでしょう。今後、ますますこのような流れが広まる可能性が高いと推測されますが、グーグルにいろいろな情報を握られてしまう(?)気持ち悪さ、ということを感じる人も、それにつれて増えそうでもあります。

「時効」よ止まれ:青森・八戸の女子中学生刺殺 15年 捜査員「時効悔しい」 現場のたばこ、今も吸い

http://mainichi.jp/select/jiken/coldcase/news/20081027org00m040016000c.html

最初の頃の私は、妹の仏壇に手を合わせる時、心底から手を合わせることができませんでした。
ある時、お釈迦様の足下で妹が光り輝いている夢を見ました。
その時から、妹は殺人の被害者としてではなく、必要とされてお釈迦様のもとに召されたんだと思える様になったのです。
15年もの間、靴底を減らして捜査をして下さった警察各位の方には感謝しています。
しかし、できるならば犯人を逮捕して欲しかった。

こういった被害者遺族の無念の言葉に接すると、捜査が何とか犯人検挙につながるようなものにならなかったものか、時効制度は本当に必要なものか等々、いろいろな思いがわき上がってきます。制度を大きく変えるのは難しいとしても、捜査機関の限られたリソースを難事件にできるだけ投入できるようにする、そのためには何をすべきか、といったことは、今後も真剣に検討される必要があるでしょう。

女性殺害は“捜査怠慢”判決で警視庁が控訴へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081121-00000561-san-soci

訴訟では、平成16年に元交際相手の男らに監禁・殺害された小出亜紀子さん=当時(24)=の両親らが、事件前に警視庁多摩中央署に相談したにもかかわらず「警視庁が捜査を怠った」として損害賠償を求めていた。東京地裁は11月7日に「必要な捜査をしていれば殺害を回避できた可能性が高い」として、小出さん殺害と初動段階での捜査怠慢の因果関係を認め、請求通り2000万円の支払いを命じていた。

私が刑事事件について弁護士として関わる場合、被疑者や被告人の弁護をする場合と、被害者やそれに類する人々に依頼され告訴、告発側に立って動く場合と、大きく分けて2通りあります。その後者の場合に特に感じることですが、捜査機関の人手不足がひどくて、既にやっている事件はなかなか進捗しないし、これからやろうとする事件についても、先に手をつけている事件がなかなか処理できないので、後手後手に回ったり、やるべき事件をやらずに済ませようとする、といったことが、日本全国で無数に起きているのではないかと思います。
まずは、マンパワーを確保する、必要に応じ、増員とか退職者の活用なども考慮する、ということを、お座なりでなく積極的に進めないと、捜査機関関係者はどんどん疲弊し、意図的な怠慢かどうかはともかく、やるべきことをやらない、といったことも頻発して、中には上記の記事にあるような取り返しがつかないことも起きる、ということにもなりかねないでしょう。
「怠慢」を責めるだけでなく、この問題にはそういった側面があることにも留意すべきではないかと思います。