大阪地検の検事が割腹自殺図る、庁舎内の執務室で

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20061211p401.htm

検事を知る関係者は「まじめなタイプで、どうしてこんなことになったのか分からない」と話した。

なぜ、このようなことになったのか、よくわかりませんが、検察庁内で自殺を図る、というのは、かなり思い詰めた上でのことと推察されます。職員のメンタルヘルスについて、見直したほうがよいでしょう。>検察庁
気の毒だとは思いますが、刃物を自殺に使うために所持する、というのは、正当な理由があるとは言えませんから、刃物の形状にもよりますが、銃刀法違反に該当する可能性が高いと思います。銃刀法違反が成立するのであれば、きちんと立件し、刑事処分を決めるべきでしょう。

追記:

自殺未遂:検事が割腹 大阪地検の取調室で 仕事に悩み?
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061212k0000m040073000c.html

によると、

遺書らしきものには、仕事で悩みを抱えていたとみられる内容が書かれているという。

とありますから、自殺を図ったことは事実なのでしょう。ただ、検察庁内という場所を敢えて選択し、しかも、割腹という、自殺の方法としてはかなり成功の見込みが低いものによっている、というところに、この検事の精神状態を推測する鍵があるような気がします。

<NHK大河ドラマ>「功名が辻」の平均視聴率20.9%

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061211-00000033-mai-soci

最近の大河ドラマの中では、好評だった部類になるようですね。私自身も、比較的よく見ていたほうの大河ドラマだったように思います。

http://blog.goo.ne.jp/9605-sak/e/9a9dfcd7464ccb01dfbe34c8471164b2

といった厳しい見方もありますが、そこはドラマですから、史実そのまま、というわけには行かないでしょうし、見る側も、その辺はわきまえて見たほうが、肩が凝らず楽しめるように思います。
上記のエントリーで感心したのは、ものすごく身を入れて見ているな、ということで、これだけ身を入れて見てもらえれば、制作するほうも本望というものでしょう。

内閣支持率急落55・9%…読売世論調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061211-00000016-yom-pol

不支持の理由(二つまで選択)は、「政治姿勢が評価できない」が41%(前月調査比10ポイント増)で、最多だった。また、「経済政策に期待できない」も33%(同9ポイント増)に上った。

私自身の印象としては、安倍首相が何を目指し、何がやりたいのか、よくわからないですね。小泉前首相の個性が強烈だった、ということもあると思いますが、何となく影が薄く感じます。
昨夜、NHKで、ワーキングプアの問題を取り上げている番組をたまたま見ましたが、母子家庭で、お母さんが身を粉にして働き、低収入に耐えながら、小学生のお子さん2人を懸命に育てている姿が印象的でした。
儲かっている人がこれ以上儲かる必要はないので、あのような幸薄い人々に少しでも光をあてるような、思いやりがある、温かみのある政治を、私は安倍首相に期待したいと思います。