いじめ動画流す、伊当局が管理者のグーグル捜査

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061125AT2M2500E25112006.html

ネット上で増える動画サイトの管理者に、犯罪に関する投稿の責任を問えるかどうかが注目される。問題のビデオは伊北部トリノ市の学校で、17歳の自閉症の少年が同級生らにたたかれたり、からかわれたりする映像で、「グーグルビデオ」で流された。

グーグル側は投稿を見過ごした責任を認め、捜査に協力するとしているが、イタリア国内では反発が強まっている。

「見過ごした」具体的な経緯がわからないので、断定的なコメントは困難ですが、こういった責任追及が過度に行なわれる(特に刑事責任について)という動きには賛成できないですね。
動画の影響力には多大なものがあり、今後とも、サイト運営者の責任(民事、刑事)については、議論が続くでしょう。
日本でも、功名心にはやったどこかの警察が、長官賞などを狙って、過度な刑事責任追及へ暴走しないかと危惧されます。

自殺への予見可能性認めず JR西「日勤教育」訴訟

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200611240078.html

判決によると、男性は電車の発車を約1分遅らせたとして、01年9月3日から上司が監視する部屋でリポートを書くなどの日勤教育を3日間受け、同6日に自宅で自殺した。
判決は、一般的な日勤教育の妥当性について「ののしられるなどの問題点はあるが、安全確保の理念の徹底を図る方策としては相当な方法だ」と指摘。そのうえで「男性の自殺に日勤教育が関係したことは否定できないが、3日間の教育で自殺することを上司は予見できなかった」として損害賠償責任を否定した。

約1分程度の遅れでこれだけの仕打ちを受ける、ということは、尼崎事故の運転手のようにもっと遅れを出してしまっていれば、どれほど酷い仕打ちを受けるかわからない、という強烈なプレッシャーを受けたということが容易に推測できます。
こういった会社が運行する列車に乗らないという選択ができるのであれば、乗らないに越したことはないでしょう。
今後、この会社で働きたい、という人が身近にいれば、私は、強く、やめることを進めますね。

レクサスのエンブレム オークションで人気の裏側

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2768716/detail

時々、品川駅前にあるレクサスの前を通りますが、どれがどれだか区別がつかない、似たり寄ったりの冴えないデザインの車が並び、横着、横柄な感じの金持ち客がちらほらいて(賑わっている感じは皆無)、冷やかしでも入ろうという気にはならないですね。
日本の金持ちの醜いところ、そういった金持ちにこびへつらって金もうけをしようという商売の醜さ、あざとさを集大成したのがレクサス、というのが、私のイメージです。
大儲けしているトヨタが道楽でやっている以上、つぶれることはないと思いますが、よほど根本的な見直しでも行わない限り、いつまでも、伸びもはじけもせず、だらだらと現状のまま推移するでしょう。