民主「共謀罪」で全面対決の方針

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061002ia28.htm

「対決」も必要かとは思いますが、議論を重ねることで、真に国民の利益になる正しい方向へ進んでほしいと思います。
前に進むだけでなく、時には立ち止まって考えることも必要、ということでしょう。

「政府、国連で『共謀罪』批判」
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20061002/mng_____sei_____001.shtml

日弁連関係者らは「政府が、日本の法体系を壊さずに批准しようと条約原案を変更させたことがはっきりした。共謀罪必要論の虚偽を示す重要証拠だ」としている。導入に前のめりな安倍晋三首相らは民主党などの厳しい追及を受けそうだ。

2人の女性と同時につきあっている男性が、女性Aには、「僕には君しかいない」と言い、女性Bには、「僕にとって最高の女性は君だ」と言い、AとBが、どこかで接点を持って、相手が男性から言われたことを互いに知れば、男性が二枚舌を使い分けていることが明白になり、男性の信用は失われます。今、正にそういう状況が、共謀罪を巡って生じようとしているような気がします。
中学、高校の時に、英語の時間に習った「正直は最上の方策」(Honesty is the best policy)という言葉を思い出しました。

次期最高裁長官に島田判事 近く閣議決定

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006100201000452

最高裁長官人事をめぐっては、堀籠幸男最高裁判事(66)を充てる案が固まっていた。島田氏も有力候補者の一人だったが、安倍晋三首相が2日午前、官邸で町田長官と会って意見を聴取し最終的に決定。首相はこの後、島田氏とも面会した。

このあたりの事情は、どこかがみっちりと取材して、是非、真相を明らかにしてほしいですね。
昔、アメリ最高裁の内幕を描いた「ブレザレン」という本を読んで、大変おもしろかった記憶があります。日本でも、最高裁の内幕がもっと明らかになってよいと思います。

「NEWS23」山本モナキャスター休養…不倫騒動で期間は未定

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061003-00000109-sph-ent

TBS広報部によると、所属事務所から「体調がすぐれないので、しばらくの間番組を休みたい」と申し入れがあり、番組側も了承。今後は代役は立てずに、筑紫哲也キャスター(71)、膳場キャスター、高野貴裕アナウンサー(27)の3人で番組を進行するという。

昨日もコメントしましたが、休養と称して、事実上降板する可能性が高いでしょう。自滅ですね。

「電脳空間における刑事的規制」(渡邊卓也)

電脳空間における刑事的規制

電脳空間における刑事的規制

今日の午後、弁護士会館で見つけて購入し、夜、接見のため警察へ行ったところ、前に来た弁護士の接見がなかなか終わらず、1時間ほど待っていたので、その間、この本を拾い読みしていました。
実務的にも問題となっている点について、かなり、みっちりと書かれていて、文献の引用も極めて豊富で(私のような、しがない弁護士か書いたものも引用されていました)、この分野に興味を持つ人は、

サイバー・ポルノの刑事規制

サイバー・ポルノの刑事規制

とともに、持っておくべき1冊と言えるでしょう。
この2冊を持っておけば、この分野で問題となる論点(奥村弁護士のブログに出てくるようなマニアックな論点は除く)は、ほぼ網羅できるのではないかと思います。