アウシュヴィッツ強制収容所

先ほど、TBSの「世界遺産」で、アウシュヴィッツ強制収容所が紹介されているのを観ました。
昨年の今頃に、NHKでシリーズ放映されていたものも観ましたが、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050820#1124502685

重い歴史の真実に、改めて圧倒される思いでした。
自分自身を見つめ直すためにも、一度、是非、見学したいと思っているので、年内中にでも、もしかしたら行ってくるかもしれません。

穴子飯

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20060827/1156674251

おいしそうな穴子飯ですね。記録収集の旅をしていると、その地方のおいしいものが食べられて、良いですね。>奥村先生
私は、広島出身なので、宮島には、中学、高校の時、遠足、写生大会、マラソン大会、等々で、よく行っていました。穴子が名物で、宮島口駅前には、穴子飯が食べられる店がいくつもあり、また、駅弁でも穴子飯を売っているはずです。
近くに行く機会がある方は、是非、試してみてください。
こういうものを見ると、広島で、おいしいものを食べながら、のんびりと暮らしたくなりますね。

共謀罪関係の取材

私の場合、映像付きの取材はすべてお断りしているのですが、共謀罪については、問題があまりにも重大であり、得手勝手なことばかりは言っていられないと思い、例外として、某番組の取材を受けることになりました。
番組で使われることになるかどうかはわかりませんが、近日中に、皆様の目に触れることになるかもしれません。滅多にない機会なので、自分の考えをきちんと述べたいと思っています。

政党ビラ配布に無罪 住居侵入被告の男性

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006082801000710.html

2004年以降に摘発が相次いだ政党などのビラ配布事件で3件目の1審判決で、無罪は2件目。

理由がまだわかりませんが、報道によると、「侵入」に該当しない、と判断したようです。
この種の事件についての私の考え方は、以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041229#1104253701

と述べた通りです。
判決の内容を見てみたいですね。

追記:

「マンションへの政党ビラまき、被告に無罪判決 東京地裁
http://www.asahi.com/national/update/0828/TKY200608280077.html

判決は「どんな時に立ち入りが許されるかは、社会通念を基準に、立ち入りの目的・態様に照らし、法秩序全体の見地からみて社会通念上、許される行為といえるか否かで判断するほかない」とする判断の枠組みを示した。
そのうえで「ドアポストへの立ち入り目的は、商業ビラに紛れて捨てられる恐れがあるためで、滞在時間はせいぜい7、8分」と短時間だったことを指摘。さらに、このマンションではピザのチラシも投函(とうかん)されているが、投函業者が逮捕されたという報道もないうえ、40年以上政治ビラを投函している被告も立ち入りをとがめられたことはないという点を踏まえ、「現時点で、ドアポストに配布する目的で昼間に短時間マンションに立ち入ることが明らかに許されない行為だとする社会的な合意がまだ確立しているとはいえない」と述べた。
「立ち入りやパンフレットの投函は厳禁」とするマンション玄関の張り紙についても、「明確な立ち入り禁止の意思表示がされていない」と指摘し、男性の立ち入りに正当な理由があると結論づけた。

公安部的な感覚も踏まえて言うと、この判断は、至極真っ当なものだと思いますね。「侵入」については、管理者の意思に反した立ち入り行為であるというのが現在の実務的な考え方ですが、「意思に反する」という点は、当然、実質的に考えられる必要があり、特に、この種の共同住宅で、特定の居住者の意思だけでは決められないような場合は(居住者によってはこの種のビラを受け取りたいという人もいるでしょう)、上記のような手法で「管理者意思」を見て行かないと、管理者意思の見極めがつかないと思います。
起訴価値もない事件で、無理をすると、こういう形でツケがまわってくる、ということでしょう。

共謀罪・対談

今夕、都内某所で、共謀罪について、1時間半近く、ある方と対談しました。目の前でテレビカメラが回っている状況で、しかも、これだけの時間、話すのは、初めての経験でしたが、生来、しゃべることが苦にならないのか、それなりに質問と答えがかみ合う形で、かつ、言いたいこともそれなりに話せたように思いました。ただ、さすがに緊張したのか、終了後、やや胃が痛い感じでした。難しい証人尋問が終わった時の感じに似ていました。
共謀罪については、

臨時国会 共謀罪成立は見送り 政府・与党、教育基本法改正を優先
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060821&j=0023&k=200608204938

という報道もあり、今後の行方が流動的になっているようですが、もし、この対談が日の目を見ることがあれば、意のあるところを汲み取っていただきたいと思っています。