戸塚校長出所し「体罰は教育だ」

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/04/30/01.html

テレビで、出所した戸塚氏が記者会見しているシーンを見ましたが、しわが増えて、この人も年をとったな、と思いました。昔の、若くて意気軒昂とした姿の印象が強いだけに、余計、そう感じたのかもしれません。
記者会見のシーンを見ながら、どういう教育論を持つかは人それぞれであり自由であるものの、人の生命の尊さとか、信念が強固であればあるほど暴走した際の危険も大きい、といった謙虚、冷静な認識はどこかに持っておいたほうがよいのではないかと感じました。

NYで春のアート・オークション、ゴッホやピカソも登場

http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200604280059.html

先日、インターネットオークションで、ゴッホの「オーヴェールの教会」の複製画を落札し、自宅のエントランスに飾りましたが、見るたびに、この作品を完成させた後、間もなく、オーヴェールで寂しくその生涯を終えたゴッホの人生に思いを致しています。

「FOMA」の下り通信速度、今夏から10倍に・料金は変わらず

http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=MMITfa000028042006

実際、どの程度の速度が出るかが問題だと思いますが、1メガ程度でごく普通に使えるのなら、料金にもよりますが、是非使ってみたいと思います。
1台の携帯電話で、切れずに快適に通話でき、海外でも同一番号でストレスなく使え、ワンセグも見ることができ、音楽もIpod並みに聞くことができ、データ通信も1メガ程度でごく普通に使える、というものがあればいいな、と思いますが、無理でしょう。

追伸:

最近の私は、AUの携帯とドコモのFOMA M1000を持ち歩き、通話は専らAUで、ドコモのほうはメールをチェックするために使用しています。
FOMAで通話することは、まずないのですが(できれば1台に絞りたいのですが、M1000がメールチェックに便利であることと、国際ローミングにより同一端末で海外でも通話、メールが可能なので手放せません)、たまにFOMAで通話すると、いまひとつ電波の弱さを感じ、やはりAUのほうが良い、と感じます。あくまで感覚的なものですが、通話についてAUFOMAのどちらかを選べと言われれば、私は迷わずAUを選びます。

ネット危険地帯 ブログ「双方向性」の罠──コメント欄に注意!

http://it.nikkei.co.jp/security/news/index.aspx?n=MMITzt000027042006

本ブログをご覧の皆さんの多くにとって、「常識」と言える内容ですが、今後、この種のトラブル、紛争は、さらに増えるでしょう。私の仕事にも関わることなので、憂鬱になりますが、インターネット社会が抱える「業」のようなものかもしれません。

「吉田松陰」

http://www.e-furuhon.com/~matuno/bookimage/36573k-syouin.pdf

マツノ書店というのは、山口県にあり、古い伝記などを復刻して限定販売していて、なかなかおもしろうそうな本が出ることがあるので、時々、購入しています。
この「吉田松陰」も、数ある伝記の中では出色の内容のようで、早速、購入しました。
じっくりと読みたいのですが、なかなか時間がとれないのが、いつもながら悩みの種です。

経営統合へ動く 関西の私鉄文化とは

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060428/mng_____tokuho__000.shtml

阪神と阪急は、(楽天的な)イタリア人と(堅実な)イギリス人ほど違う。

この辺の感覚は、関西に縁がない私には、今ひとつわかりにくい面がありますが、確かに、「阪神」と聞くと、縦縞のはっぴを着て、メガホンを持って騒いでいる、といったイメージで、高級、上品、といったイメージはないですね。それに対して、阪急は、東京にもデパートがあったりして、阪神よりは高級イメージがあります。
今後、どうなるにせよ、利用者の利便性を増すかどうかが重要でしょう。

パチンコ店業界、株式上場不発 ジャスダックが申請却下

http://www.asahi.com/business/update/0429/032.html

パチンコの営業は、刑法が禁じる賭博への抵触を避けるため、客に現金や有価証券を渡すことは認められていない。ただ実際には、(1)客が店内で景品を受け取る(2)客は店外の景品買い取り所で換金(3)景品は問屋を経由して再びホールに戻る――という手法で、客の9割以上が換金しているという。
警察庁は、ホール、買い取り所、問屋が別経営であれば「直ちに違法とはいえない」との見解を示すが、「合法」とのお墨付きも与えていない。

この、巨大な「グレー」の分野で、パチンコ業界が巨大な利益を上げ、警察などのにらみをきかせている人々には天下り受け入れなどでしっかりと報いる、というのが現状だと思いますが、グレーと言っても「黒」に近いグレーですから、そういったグレーなものに慣れていない人々からは拒絶反応しか起きないでしょう。

ライブドア事件を振り返る

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yamazaki/at_ya_06042101.htm

もちろん、粉飾は厳しく取り締まられるべき不正だが、取り締まりの方法については、特に株主への影響を考えた場合に、強制捜査からライブドア社を存亡の瀬戸際に追い込むような今回のやり方が、どの程度適切だったのかについても振り返りが必要なように思う。

別に検察庁の肩を持つわけではありませんが、まず電子メール等の重要証拠を徹底的に収集するため、関係場所に対する網羅的な捜索差押から入り、ライブドア社上層部の被疑者等の間の口裏合わせを防止するため、強制捜査着手後、時間をおかずに身柄の逮捕へと進んだ今回の捜査は、この種の事件の捜査としては、極めてオーソドックスなもので、振り返っても、「不適切だった」という反省は出てこないと思います。
「存亡の瀬戸際に追い込むような今回のやり方」とありますが、東京証券取引所が、自らの判断により上場廃止を決めるようなことを、ライブドア社はしでかしているわけで、東京地検が「追い込んだ」かのように言うのは、いくら何でも東京地検が責任を負うべき筋合いのものではないことについて、責任を問おうとしているもので、適当とは思えません。
結果が出ていないことが多く、現時点で、誰が責任を負うべきか、を断定的、確定的に言うのは困難な面もありますが、我々は、マスコミとか自称有識者などの言辞に惑わされず、真に有責な者は誰なのかを、きちんとわきまえる必要があるでしょう。
検察庁が、ある事件を立件し強制捜査に着手しようとする場合、念頭に置くべきは、犯罪構成要件とそれに見合う証拠(既に収集した証拠とこれから収集すべき証拠)であり、立件とか着手に伴う副次的効果(世間が騒ぐとか会社に影響が出るなど)に対しては、無頓着であるべきではありませんが(避けられる混乱は避けるべきです)、副次的効果からさかのぼって、捜査の方向性、規模などに手心を加えるのは邪道というものです。逆に、構成要件、証拠という枠から検察庁が好き勝手にはみ出し始めれば、正に「検察ファッショ」に陥りかねません。
ライブドア事件に関するいろいろな意見の中で、そういった検察権の限界ということに思いを致さず、「検察庁は追及不足だ」などと、気軽に放言しているものも散見されることは、そういったことを気軽に放言する人の今後だけでなく、今後の各種刑事事件の捜査ということを考えると、憂慮されるものがあります。