金正日、中国にSOS…「体制崩壊しそうだ」

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_04/t2006041001.html

犯罪国家の暴走を止めるため、米政府は昨年9月、マカオの銀行に「北朝鮮資金洗浄の温床となっている」と指摘。その後1週間で全預金の4割が引き出される事態を受け、同銀行は9人の高官を含む北朝鮮関連の50口座を凍結し、北との断絶を宣言した。

コリアレポートの辺真一編集長も「これまで米国が北に行った作戦の中で最も効果的」と評価する。「お金に名前がつけられない以上、口座が閉鎖されると裏の金だけでなく表の金も止まってしまう。昨年9月の実施からたった半年でアップアップ状態だ」(同)。

金の流れを止められて、一種の「兵糧攻め」にされるのは、非常に辛いものだろうと、この記事を読んで強く思いました。
この種の状況下で、経済制裁がボディブローのように効果を上げる、ということを、我々はよく覚えておいたほうが良いでしょう。

【楽天】野村監督「こんなにひどいとは」

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060409&a=20060409-00000039-nks_fl-spo

開幕後、2勝11敗という状態では、野村監督の高度な野球理論を発揮するような状態ではないでしょう。
やはり、どちらかというと、前の田尾監督のような、明るく元気なキャラクターの監督の下、3年くらいはチーム力をつける、というチーム作りが先行すべきではないかと思います。
野村監督のぼやき、嘆き、が、チームをさらにどん底に追い込んで行くような気がします。

眺望守れ 背後のビル目障り

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060408/eve_____sya_____000.shtml

都は今後、保護の対象範囲に建てる建物について、眺望を壊す高層建築になるような容積率緩和を認めない。建物の背後に飛び出るような屋外広告物を設置する場合も規制をかける。
さらに、二キロ以上離れていても、眺望にかかる高層ビルを建てる場合、外壁の塗装を制限する予定。今後、禁止する色彩の指標を定める。

こういった、眺望、景観を守るという動きは、必要なことだと思いますが、その反面で、他人の権利(財産権等)を大きく制約する側面がある、ということも重要でしょう。
建てたい建物が建てられない、好きな色にもできない、というのは、かなり大きな制約になります。
対立利益のバランスを適切にとる、ということも、常に念頭におくべきであると思います。

痴漢で逮捕・不起訴、男性の損害賠償請求を棄却

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060410i103.htm?from=main1

立川署に21日間拘置され、同署や東京地検八王子支部で取り調べを受けたが、一貫して容疑を否認、同年12月に嫌疑不十分で不起訴処分になった。

裁判長は女性の供述内容について「供述は詳細で、実際に行為を受けなければわからない内容で信用できる」と認定。この供述に基づいて警察が逮捕、検察が拘置請求したことはやむを得ないとした。

刑事と民事で、判断(刑事のほうは不起訴なので検察官の判断ですが)が分かれた、ということになります。この種の事件における、事実認定の難しさを感じさせると思います。
検察庁も、痴漢の否認事件が送致された場合は、特捜部や特別刑事部で受理して捜査するくらいの覚悟が必要でしょう。

奥入瀬落枝訴訟判決受け安全管理見直し急務

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/04/09/new06040912.htm

「利用する側にも意識改革が求められる」と話すのは、元環境庁レンジャーで、青森大大学院の藤田均教授(環境教育学)だ。「ヨーロッパの国立公園は、すべて自己責任が原則。利用者にはそれなりの知識と覚悟が必要だ」と話す。今回の判決を受け、「同様の訴訟が増え、遊歩道を管理する行政機関が委縮するのでは」と危惧(きぐ)する。
国道と遊歩道が整備され、簡単にアクセスできる奥入瀬渓流。県内外から訪れる観光客の多くは、そこが特別保護地区に指定され、落石や土砂崩落、倒木、落枝の危険性と常に隣り合わせであることを認識していない。

この問題、

http://www.yabelab.net/blog/2006/04/09-122810.php

でも論じられていて参考になりますが、私自身は、上記判決の当否自体は、証拠を見ていないのでわからないものの、大自然の中に分け入って行く以上、いろいろな危険があるのは当然のことで、管理者の「管理」にも、自ずと限界があるだろうと思います。
管理者側で、できることは行うのも、当然のことだと思いますが、過重な義務を課すことは、かえって環境破壊にもつながりかねないでしょう。
一つの方法として、こういった自然公園に入る人からは、一定の入園料を徴収し、各種整備費用とか、事故が発生した場合に備えての保険料に充てる、ということも、真剣に考えてよいのではないかと思います。