<保険金不払い>明治安田生命の悪質性暴露 金融庁が通知

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000019-mai-soci

具体的に契約者から「不払いはおかしい」とクレームのあった場合、マニュアルで「苦情が1回だけなら支払いに応じないこと」「2回苦情を受けたら支払いに応じること」などと規定。結果的に不払いを承諾した契約者だけが泣き寝入りすることになった。また、訴訟に発展しそうなものについては迅速に保険金を支払い、和解に持ち込んでいた。

あこぎな消費者金融業者と同様のやり口ですね。こういう企業は、企業ぐるみでコンプライアンス意識が欠如しているのでしょう。
保険会社というより、保険詐欺会社ですね。

「不払いの集中」については、大企業の従業員対象の団体保険では不払いはほとんどなく、個人契約者に集中。個人契約者を軽視する明治安田の営業姿勢が明らかになった。

こういう手法には、特に許し難いものがあります。団体でも個人でも、保険料を支払っていることや、保険にかける期待、必要性は何もかわらないはずです。
明治安田生命の、こういった悪辣な企業体質について、我々は永遠に記憶にとどめておき、このような会社に、大切なお金を決して支払うことがないようにすべきでしょう。

http://www.meijiyasuda.co.jp/

保険詐欺会社の、白々しいサイトです。
「あなたがいるしあわせ」なんて言っていますが、保険金を極力支払わないのに、保険料をせっせと支払ってくれる「あなた」がいれば、会社は「しあわせ」でしょう。

コンプライアンス宣言」
http://www.meijiyasuda.co.jp/regular/compliance/

これだけ白々しいコンプライアンス宣言も珍しいですね。
冒頭に、「私たちは、会社本位の精神と営利第一主義を貫き、お客さまのご迷惑も顧みることなく、会社ぐるみで詐欺行為をはたらいてまいりましたが、不祥事が次々と発覚し、金融庁からの厳しいご処分・ご指導も受けたことから、これ以上世間をあざむくことが困難になり、心ならずも」という一節を入れるべきでしょう。

<札幌高裁傷害事件>敗訴の裁判官に殺意 容疑者供述

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000014-mai-soci

容疑者が札幌中央署の調べに対し、「前に敗訴した裁判と同じ裁判官がいたため、殺して排除しようと思った」と供述していることが15日、分かった。

私も、「殺そう」と思ったことはありませんが(当たり前ですが)、「この裁判官は排除したいな」と思うことはありますね。
こういった事件が起きるということを念頭に置いて、裁判所のセキュリティを考えることが急務でしょう。

右翼団体の街宣活動規制へ 広島県、全国初の条例案

http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050916/fls_____detail__052.shtml

県によると、拡声機を使わなくても、特定の建物に街宣車を乗り付けたり、同じ場所を何度も周回するなど、街宣車の存在を殊更に示す行為なども、全国で初めて規制する。

上記のような内容の規制だとすると、表現内容そのものに対する規制(内容中立的な規制ではなく)ですね。こういった街宣活動を擁護する気もありませんが、こういった、表現の自由として憲法上の保障が及ぶ行為を、「右翼だから」「街宣だから」「迷惑だから」といった理由だけで規制することには、強い疑問を感じます。

条例案では、拡声機を使ったひぼう中傷や、著しく粗暴な言動なども「特定街宣行為」として禁止。公安委員会の禁止命令を無視した場合、6月以下の懲役または20万円以下の罰金を科す。

「ひぼう中傷」かどうか、「著しく」粗野かどうか、といったことは、何を基準、根拠にして判断するんでしょうか?
右翼団体だけでなく、あらゆる政治活動、各種運動等に対して濫用される危険をはらんでいると感じるのは、私だけでしょうか?