渡航者に課税漏れ3億円超 免税品不所持の消費税 検査院

渡航者に課税漏れ3億円超 免税品不所持の消費税 検査院(時事通信) - Yahoo!ニュース

税関は、渡航者が日本国内で購入した免税品を出国時に所持せず、輸出も確認されない場合、国内で消費したと見なして消費税を課税する。購入総額が1億円を超えるケースでは、渡航者の搭乗時に書面か口頭で課税を通知する。

両空港の税関で22年度、9人が購入した高級腕時計など計約33億9800万円分の消費税約3億3900万円が課税漏れだった。書面作成の時間が足りなかったことなどにより、渡航者の搭乗時刻までに通知が間に合わなかったという。

そもそも、出国時に物を実際に所持していないのに免税されること自体がおかしいでしょう。私も、海外へ行った際に、免税品を買って持ち帰ったことがありますが、通常は、買ったものを出国時に空港で提示して免税分を還付してもらうもので、それをしなければいくらでも不正をされてしまいますし、実際、不正が横行しているのが日本の実情です。

そもそもの制度自体がおかしいとしか言いようがありませんね。

議論深まらぬ原発政策 原発立地でも「選挙戦では触れもしない」

議論深まらぬ原発政策 原発立地でも「選挙戦では触れもしない」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 衆院選では、原発の利用について、自民党日本維新の会、国民民主党などが推進の立場なのに対し、共産党、れいわ新選組脱原発を掲げる。立憲民主党は、公約では触れていないが党綱領に原発ゼロを明記する。だが、薩摩川内市を含む鹿児島3区から立候補する、自民と立憲の候補者は発言内容は違えど、いずれも運転延長に容認の立場で、大きな争点となっていない。

 福島の事故後、玄海原発佐賀県玄海町)の2基を含め原発4基が再稼働している九州電力管内は、全国でも電気料金が低く抑えられている。ただ、原発賛成の立場を取る市民からも「安全性について『わかりにくい』『不安だ』という声はある。市民に理解してもらうよう説明してほしい」との声が上がる。

 一方、原発利用とセットで語る必要がある「核燃料サイクル」も、実現が見通せないままだ。原発から出る使用済み核燃料を再処理し、核燃料として再び原発で使う計画だが、青森県六ケ所村に建設中の再処理工場ではトラブルが続き、1997年の完成予定だったのが27回も延期されている。

私自身は、元々、原発には懐疑的だったのが、2011年のあの事故以降、廃止すべきと考えるようになりました。

ただ、その後のエネルギー問題や脱炭素の動き、原発の技術が進歩し最新の技術では高い安全性が確保されている面があることなどから、高い安全性を条件に、限定的に許容する余地もあるのではないかと、現在は考えています。

ただ、あくまで素人の一国民ですから、考える材料も限られていて、国民的に、広くエネルギー政策を考える中で原発問題をどうするか、真剣に考え実行すべきだと感じるものがあります。

電気料金は国民生活に直ちに影響を与えるもので、原発が廃止されれば電気料金が高止まりして生活が苦しくなっても良いというものでもないでしょう。とは言え安全も重要です。

この問題を避けて通らず、きちんと相対していくべきだと思います。

西田敏行さん通夜 「五人会」松崎しげる、柴俊夫、田中健ら参列 長谷川博己、菊池桃子、笹野高史も

西田敏行さん通夜 「五人会」松崎しげる、柴俊夫、田中健ら参列 長谷川博己、菊池桃子、笹野高史も(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

西田さんは17日、虚血性心疾患のため自宅で亡くなった。03年には急性心筋梗塞(こうそく)で入院したが、その後も俳優業、タレント活動に復帰。病気を機に、ヘビースモーカーから「禁煙」を宣言し、仕事を続けていた。

体調を損ねつつも活動されていたことは知っていましたが、逝去は驚きで、残念としか言いようがありません。

私の印象は、歴史ドラマを通じたものが中心ですが、様々な役を、巧みに演じ、その一方で、釣りバカ日誌のようなコメディものに出たり、バラエティ番組にも出たりと、幅広い活動には目を見張るものがあったと思います。

ご冥福をお祈りします。

電車がイノシシと衝突 JR成田線で一部運休

電車がイノシシと衝突 JR成田線で一部運休 | 千葉日報オンライン

先日、出張で札幌へ行くのに、新千歳空港駅から札幌駅行きの空港ライナーに乗って、出発して間もなく、車内アウアウンスで、前の列車が鹿に衝突し停止していますと流れ、20分くらい停車していました。結構、長く感じました。

その後、走り出したのですが、東京から北海道に飛行機で着いて、いきなりこれだったので、大自然の中に身を置いていることが強く感じられました。

私も、一昨年のちょうど今頃に、北関東の山奥で、深夜、走行中、飛び出してきた熊と衝突して驚いたのですが、乗り物と動物との衝突というのは、結構、あるものなのでしょう。態様によっては危険なので、要注意とは思いますが、いまだにどう注意すれば良いのか、よくわからないものがあります。

人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

 

元になった番組は見そびれたのですが、書籍化されたこちらは通読してみました。

日本のほとんどの地域で人口が減少する現状で、いかに魅力的な街作りを進めていくかは日本全体としての課題ですが、本書では、各地における様々な取り組みを具体的紹介していて、読んでいて考えさせられましたし、とても参考になるものがありました。

大規模な開発になればなるほど、公的な補助金に依存することになりやすいですが、本書でも指摘されているように、それが本当に公のためになるものなのか、常に検証は必要だと思いますし、座して衰えていくのではない、積極的な街作りを今後も進めて行くべきことが痛感されました。

首都圏連続強盗 千葉など4都県警が合同捜本 指示役特定、全容解明へ

首都圏連続強盗 千葉など4都県警が合同捜本 指示役特定、全容解明へ | 千葉日報オンライン

私が1997年から2000年にかけて静岡地検で勤務していた当時、複数の都道府県警察にまたがる刑事事件を担当したことがあって、その際、静岡県警本部に広域捜査官というポストの人がいたので、聞いたところ、それまであったオウム真理教関連事件などで都道府県警察をまたがる事件での捜査協力がうまくいかなかったことから設けられたポストだと聞いた記憶があります。周囲からは「こーそーかん」と言われていたのが今でも印象に残ります。今は名前も役割も変わっているかもしれません。

都道府県警察体制において、広域捜査は常に課題とされてきましたが(グリコ・森永事件でもその失敗が犯人検挙を困難にしたことが思い出されます)、縄張り意識を捨てて、真相解明のため効果的な協力体制を構築してほしいものです。

千葉商大新学長に宮崎緑さん 初の女性、来年4月に就任へ 元NHKキャスター

千葉商大新学長に宮崎緑さん 初の女性、来年4月に就任へ 元NHKキャスター | 千葉日報オンライン

宮崎さんは慶応義塾大学卒、同大学大学院法科研究科修了。1982年からNHKでニュースキャスターを務め、2000年に同大学政策情報学部助教授、教授、同学部長などを歴任した。

私は1982年に高校を卒業し、1983年に大学に入学したので、当時、宮崎氏がキャスターを務めるニュースセンター9時はよく観ていたものでした。

今でも覚えているのは、中国残留孤児が来日して、身元を特定するために残留孤児の人々のインタビューが番組中で流された際、宮崎氏が涙を流し生放送で絶句してしゃべることができなくなったシーンで、私自身、まだ若者でしたが、とても共感したことが思い出されます。

学長として、当時の私のような若者をしっかりと教育していただきたいものだと思います。