「Galaxy Z Fold3 5G」を試す - ペン対応、Felica搭載、防水で大進化

「Galaxy Z Fold3 5G」を試す - ペン対応、Felica搭載、防水で大進化(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース

日本版では、これに加えてFeliCaを搭載したことで、おサイフケータイGoogle Payによるキャッシュレス決済もサポートしました。これによって、現行のスマートフォンでできることはほとんどカバーし、これ1台で様々なシーンに対応できる高い完成度を実現しています。

問題は、グローバル版とは異なりシングルSIMとなっている点。この仕様を主導しているのはキャリア側ですが、キャリア自身がeSIMへの取り組みを開始している中、グローバル版のデュアルSIM+eSIMという仕様を維持してほしかったところです。今後、そうした仕様のSIMフリー版をサムスンが発売してくれると嬉しいのですが……。

私はドコモ版を予約し、使ってみるのが楽しみですが、シングルsimというのは、なんとかならなかったのかという気はしています。

グローバル版のように、ダブルsimにesimというのは、Felica搭載である以上無理なのかもしれませんが、せめてesimを付けてもらえれば、かなり違います。記事にもあるように、日本でも各キャリアがesimへの取り組みを進めている中、ちょっと残念な仕様ではあります。

私がキャリア版にしようと決めたのは、Felica搭載が大きかったですね。頻繁には使わないにしても、使いたい時におサイフケータイ機能が使えるのは便利です。ここは、自分で後付けというわけにはいかないところです。

迷っているのはsペンを使うかどうかで、画面を傷めそうで気になっています。画面を傷めるリスクと、sペンを使うメリットを天秤にかけて決めることになるでしょう。

 

『45歳定年制』? 進む、人材の新陳代謝

『45歳定年制』? 進む、人材の新陳代謝(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース

「定年を45歳にすれば、30代、20代でみんな勉強するんですよ。自分の人生を自分で考えるようになる」。―これまでも「最低賃金大幅引き上げ」などで世の中の議論をかき混ぜる役割を担ってきたサントリーホールディングス新浪剛史社長(政府の経済財政諮問会議議員)はこう提案した。

会社、役所といった組織は、人を結集して大きな成果を挙げる上ではよくできた仕組みで、人がそういう中で自己実現を図るのは合理的です。それと共に、人生半ばで所属する組織から強制的に放り出されてそこから伸びていける人も、全体の中ではごく一部でしょう。それぞれの意思での転職、転身は大いに行える世の中であっても、途中で強制的に放り出すことは、人々を不安にさせ安定を損なう大きなデメリットがあるように思います。組織側も、所属する人を、それぞれの年齢に応じて生かせる組織作りをすべきでしょう。

新浪発言は、人としての在り方、心構えの問題と、社会の仕組みを一体化して論じているところに問題を感じます。

 

「大和」艦橋から見たレイテ海戦 栗田艦隊は決して逃げていない!

 

著者は、2018年に惜しくも逝去されましたが、2017年に、靖国神社であるイベントがあり、その際、間近でお姿を拝見したことがあります。かくしゃくとしていて、いかにも旧帝国海軍軍人という感じでした。
レイテ沖海戦で、栗田艦隊がレイテ湾に突入しなかったことは、「謎の反転」として、戦後長く批判されてきました。しかし、著者は通信士として大和艦橋にいた経験も踏まえ、やむを得ない措置だったとします。
読んで感じたのは、今とは比べ物にならない通信環境の悪さと、その中で、暗中模索的に敵状を探りながら作戦行動を刻一刻と決めざるを得ない指揮の難しさでした。栗田艦隊批判は、戦後、当時の全容が詳らかになった上での後付けの議論ですが、そういう情報を持たずに何ができたか、すべきであったかという視点がないと、単なる結果論、評論でしかないでしょう。
その意味で、本書は、当時の栗田艦隊、栗田提督の視点に立った上での戦史として意義あるものだと思います。
別の本では、上記の反転について、栗田艦隊内の関係者で批判する者はなく、かえって、無駄死にせずに済んだという肯定的な評価だったとあったのが思い出されます。突入すればレイテ湾は無防備でガラ空きだったという反転批判には、本書でも指摘されている、航空支援が期待できない栗田艦隊に対し、圧倒的な米航空戦力による攻撃が十分にあり得たという視点が欠落していると言えるように思います。
ただ、小沢艦隊が囮となりハルゼーの機動部隊を北に釣り上げ、栗田艦隊にはレイテ湾突入のチャンスが生まれてはいました。帝国海軍の最期を迎え、無謀な沖縄特攻で自滅するくらいなら、大和をレイテ湾に突入させて米輸送船団に大打撃を与えられなかったのかということは、大和が多くの人々の心の中で生き続けるとともに、今後も言われ続けることでしょう。

Galaxyの折りたたみスマホが進化! 「Galaxy Z Fold3 5G/Z Flip3 5G」の国内発売決定

Galaxyの折りたたみスマホが進化! 「Galaxy Z Fold3 5G/Z Flip3 5G」の国内発売決定(BCN) - Yahoo!ニュース

「Galaxy Z Fold3 5G」は、内側にも外側にも大画面を搭載し、折りたたむと手に収まる約6.2インチのスマートフォンとなり、開くと動画やゲームを大きな画面で楽しめるタブレットになる。メインディスプレイは、約7.6インチの有機EL(Dynamic AMOLED)ディスプレイで、動画やゲームなどコンテンツによって自動的にリフレッシュレートを最適化(最大120Hz)してくれる。また、アンダーディスプレイカメラによりノッチレスとなり大画面の視聴体験を妨げない。

なお、「Galaxy Z Fold3 5G」または「Galaxy Z Flip3 5G」を10月18日までに購入した人全員に、純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」と「MicroSDカードリーダー(試供品)」をプレゼントする。さらに「Galaxy Z Fold3 5G」を購入した人には「Flip Cover with Pen」をプレゼントする。

私は、既に

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を使っているので、ZFlip3は見送り、ZFold3をドコモで予約しました。

タブレットスマートフォンを大画面で兼用させる「ファブレット」は、GalaxyNOTEを始めとしていろいろと出てきましたが、有機ELが画面を曲げられることを利用した折り畳みスタイルが、最近、出始めています。そうしたフォルダブル端末は、今後、増えていくでしょう。

ZFoldシリーズは、初期の頃は画面の耐久性が弱いなど、種々の問題点を指摘されていましたが、3代目にして、かなり改善されているという記事を複数見かけます。使ってみるのが楽しみです。

なかなか高価なもので、ドコモで分割で買えて助かっています。

 

FeliCa対応の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」国内版、ドコモ・KDDIが10月上旬発売

FeliCa対応の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」国内版、ドコモ・KDDIが10月上旬発売 | TechCrunch Japan

プロセッサは5nmのオクタコアCPU「Snapdragon 888」を採用。RAMは8GB、ストレージ容量は128GBまたは256GBです。


私は今春、

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を導入して、気に入って使っていて、こういった折り畳み式スマートフォンの便利さを感じています。折り畳めばコンパクトになり胸ポケットやズボンのポケットに入れたりするのに便利ですし、今後の大きなトレンドの1つになるでしょう。

razr5Gは、折り畳むかフルオープンにするかしかできないのですが、今回のGalaxyの新製品は、途中で止めてL字型にして使うことも可能ですし、CPUが現行の最高レベルのものになっているのが大きなメリットでしょう。razr5GはミドルハイクラスのCPUが使われています(使うのに何ら支障はないですが)。

折り畳み式スマートフォンも、20万円前後という高価格帯でしたが、今回のGalaxy製品は10万円台半ばまで下がってきて、また、ドコモ、au版ではおサイフケータイ機能の付きますから、現実的に購入を考えられるところまできている印象を受けます。

発売が楽しみです。

「起訴取り消し」機械メーカー社長ら 国などに5億円超賠償提訴

「起訴取り消し」機械メーカー社長ら 国などに5億円超賠償提訴(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

逮捕後、1年近く勾留され、その後一転、起訴が取り消された会社社長らが、「不当捜査だ」としておよそ5億7千万円の国家賠償を求める裁判をおこしました。

国家賠償法上の起訴の違法性は、無罪等の結果から見るのではなく、起訴時に有罪判決を得られる蓋然性が、証拠の合理的な評価により認められたかどうかで決まります。その意味で、無罪等になっても国家賠償法上の違法性、損害賠償まではなかなか認められにくい実態があります。その背景には、起訴時に、検察官により慎重な証拠評価が行われ、有罪判決が獲得できる高度の蓋然性がなければ起訴しないという公訴権の運用が行われているということがあるでしょう。

ただ、この事件における公訴取消という極めて異例の展開、それまでに長期間が経過していることや、報道されているような問題点を見ると、起訴時の証拠評価が相当に杜撰ではないかと強く疑われますし、特に、法的評価を検察官が誤っていた可能性が高いように感じられます。

警察は、起訴してほしいがために、検察への説明において、消極方向の証拠を隠したり、詐欺的な手法をとりがちなものですが、検察は、それに惑わされず、真相に目を向け消極証拠にも謙虚に目を向け耳を傾けて、問題ある事件は警察に引きずられずに不起訴にする、そういう場面でも重要な職責を負っていると自覚すべきでしょう。

 

21年司法試験 合格率初の4割超え 最年少合格者は18歳

21年司法試験 合格率初の4割超え 最年少合格者は18歳(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

合格者は男性1026人、女性395人で、平均年齢は28・3歳。最年少は18歳、最年長は69歳だった。18歳の合格者は新試験が始まった06年以降で最も若く、法科大学院を修了せずに受験資格を得られる「予備試験」に合格していた。

私が司法試験(旧司法試験)に合格したのは昭和61年ですが、当時は、合格者の平均年齢が28歳代というのがかなり問題視されていて、若年層でも合格できる試験にすべきだという議論がされていたことが思い出されます。現在は、多くの受験者が法科大学院を経ていますし、受験回数制限もありますから、合格者の平均年齢は28歳代で問題があるとは捉えられていないのでしょう。

司法制度改革における法曹人口、特に弁護士の増員は、諸外国と比べて少なすぎるという、単純な比較を前提としていた側面が強いと思いますが、日本では、司法書士、税理士等の隣接法律職従事者が多数いて、また、訴訟等の法的措置による解決に慎重なカルチャーもあって、現状で、特に弁護士は過剰であるという見方にはそれなりの合理性があります。

私自身は、適性があれば合格として、あとは市場原理に委ねるのが基本とは思うのですが、過剰になれば質も下がることは避けられませんし、法曹界の後継者育成として、魅力ある業界にしていくべき、という観点から、現状で良いのかという疑問は残ります。

かつての司法試験(旧司法試験)は、合格者が少なすぎ(私が合格した年は480名余り)、過酷すぎる試験でしたが、それだけに、合格した人々は選りすぐられた優秀さがあり、現状のような高い合格率で、どういう人々が合格しているのか、不安に覚える向きがあるのもわかる気もします。

私自身は、単なるしがない一弁護士で、遠くない将来、法曹界を去り行く者でもあり、この業界がどうなっていくのか、大きなトレンドはわかりませんが、先行きの不透明さ、明るい光の見えなさ、といったことは感じるものがあります。