「ながらスマホ」が原因か、踏切で電車にはねられ31歳女性死亡

「ながらスマホ」が原因か、踏切で電車にはねられ31歳女性死亡(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

警報器が鳴り始めた直後、女性はスマートフォンを操作しながら踏切内に入りました。この時は、まだ遮断機は下りていませんでした。およそ10秒後、女性が踏切の出口にさしかかった時、目の前の遮断機が下りました。女性はそのままスマートフォンの操作を続け、30秒ほど後に電車にはねられたのです。

 ながらスマホの危険性は繰り返し指摘されており、私も、しないように注意しているのですが、従来、よく言われているように、歩きながらスマホに熱中して人にぶつかったり駅のホームから落ちたりするだけでなく、熱中しすぎて周囲の状況や自らの置かれている位置状況がわからなくなる、という危険性もあることが、この記事を読んで強く感じられました。

何かに熱中することで、気がつくと時間が過ぎていたとか、そういうことはよくありますが、自分が踏切内に立ったままでいることに気付かないということも、稀有な例であるとは思いますが、人間である以上、あり得ることで、本当に気をつけなければならないものだと思います。

不幸な事故でお気の毒ですが、ながらスマホの危険性を改めて痛感します。

「仁義なき戦い 菅原文太伝」

 

 ごく最近出た本ですが、たまたま新聞広告で知り、興味を感じて読んでみました。菅原文太逝去後、既に6年余りになります。

著名な映画スタートしての姿や、晩年の反原発等に活動する姿が強烈だったのですが、これを読み、生い立ちや俳優としての軌跡、愛息の事故死後の失意の中での晩年の姿がよくわかり、読んで良かったと思いました。著者は、様々な文献を丹念に参照し、また関係者からの聞き取りを丁寧に行なって、等身大の菅原文太像を描き出そうとしており、それは成功していると思います。読者は、人として、俳優としての菅原文太の実像に肉薄したという実感を得ることができます。

歴史、人生で、あれがなかったらと言うのは虚しいものですが、菅原文太にとって、愛息の事故死がなければ、晩年に、もっと俳優としての活動があったように思いますし、違った生き方もあったように、本書を読んで感じました。

今後、菅原文太が語られる際の有力な評伝になるような気がします。

 

東京五輪にみる翻訳記事の危うさ

東京五輪にみる翻訳記事の危うさ(鴻巣友季子) - 個人 - Yahoo!ニュース

わたしは正直、IOCとバッハ氏のやり方にはいろいろ疑問を抱いているし、現状での五輪開催には強い懸念をもっているが、それと翻訳者の務めは別のところにある。今回の「感謝しろ」発言の件が意図的なものとは思えないが、以下の点について改めて注意を喚起しているだろう。

  • 道義上の問題。良からぬ人物だからといって、発言を改竄したり盛ったりしてはいけない。
  • 翻訳倫理の問題。意図的に「誤訳」することは翻訳倫理に反する。
  • 英語学習面での弊害。誤った語法や用法を広めてしまう。

 翻訳文を読む人たちの大半はその外国語ができないか得意ではない。見えない部分の作業だからこそ、翻訳者には正確性のみならず中立性が求められるのだ。

 この記事を読んで、本当にそうだなとしみじみ思いましたし、翻訳というのは、特には国の運命も左右しかねない重要さ、危うさを持っていると改めて感じます。

今、車で移動しながら、

 をAmazonオーディブルで聴いているのですが、ポツダム宣言に対して鈴木首相が「黙殺」と言ったのが「拒否」と訳されて原爆投下やソ連参戦へとつながったり、天皇の地位に関する連合国の回答に、連合国最高司令官に隷属(従属)すると訳すところを外務省が「制限の下に置かれる」と意訳して、国体に変更はないと、反発する陸軍を説き伏せようとしたことなどが次々と出てきて、翻訳の持つ難しさ、危うさを感じていたところでした。

バッハ会長のように、日本で反感を持たれている人物の発言だけに、その翻訳には注意し慎重に見ていく必要があるでしょう。

 

 

 

 

「ディズニープラス」会員から苦情 退会に十数ページかかる複雑さ...運営会社「改善に励む」

「ディズニープラス」会員から苦情 退会に十数ページかかる複雑さ...運営会社「改善に励む」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

実際にJ-CASTニュースで退会を試みたところ、完了までにトップページから十数ページ遷移する必要があった。パソコン、スマートフォンいずれも同様だ。  

具体的には、トップページ→FAQ(よくある質問)→キャンペーン・作品案内→アンケート→ドコモ会員向けサイト→「dアカウント」でログイン→契約サービス確認→契約内容確認→注意事項確認→同意欄にチェック→最終確認→退会完了――となる(一部省略可能、複数経路あり)。  

手続きの途中には退会のデメリットが提示されるなど、思いとどまるよう促される場面もあった。

 数年前に、親が実家近くのショップでiPhoneを買って、ショップの差金で3つから5つくらいのアプリを、最初は無料、と登録、利用させられていたのですが、それを私が親の代わりに解約しようとすると、解約窓口がインターネットの奥深くに隠されていたりして、結構、手間がかかりました。ネットに疎い人なら解約を諦めてしまい、そのうち有料になって、延々と不要なものに料金を払い続けることになりかねませんし、実際にそうなっている人はかなりいるでしょう。

公正取引委員会は、こういうところにも鋭く切り込んでほしいものです。

 

自民、「低調」五輪に懸念 野党は全面無観客主張

自民、「低調」五輪に懸念 野党は全面無観客主張(時事通信) - Yahoo!ニュース

世論の不満を何とか抑えたいところで、首相は9日、「(新型コロナウイルス感染の)水際対策をはじめ安全・安心のために全力で取り組んでいきたい」と首相官邸で記者団に強調。自民党森山裕国対委員長は「国民に非常に申し訳ない」と述べた。

 オリンピックは、本来、国民の大多数に支持、支援されつつ挙行されるべきもので、その前提として、安心安全に挙行できる環境が存在している必要があります。

今回の東京オリンピックは、緊急事態宣言が発出されているという危機的状況の下、強行されようとしていて、そもそも安心安全に実施できる環境が存在していません。

そのせいもあって、国民の中でかなりの人々が不安を訴え、中止や延期を望んでいます。強硬派は、慎重派や反対派を「反日」などとディスっていますが、保守層や与党支持層にも多くの慎重派、反対派が存在することは明らかで、むしろ、現状を無視して無理矢理オリンピックを強行することこそ、社会を危険に陥らせ人々の生命、身体を危険に晒すことであり、「反日」になりかねないでしょう。

今からでも遅くありませんから、中止か延期を決断し、このような不幸な状況下でオリンピックを強行して歴史に大きな汚点を残すことは回避すべきです。

 

医療・警察関係でFAXがなくならないのには理由がある FAX全廃がもたらすセキュリティ欠陥

医療・警察関係でFAXがなくならないのには理由がある FAX全廃がもたらすセキュリティ欠陥(山田敏弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

情報漏洩などを防ぐサイバーセキュリティの観点からも、FAXを使うことはある意味では有効な対策だと言える。

 ファックスを使って誤送信することもありますから、セキュリティ上有効なのか、疑問はありますね。

法曹界では、裁判所、検察庁と法律事務所のやり取りにファックスが多用されていますが、これは、おそらく、「紙の原本(押印したもの)」が存在することを前提に、それをファックスで送ることに意味があると考えられているからではないかと私は前から感じていました。

ファックスで送られてきたものが、原本に対する「写し」になり、ファックスされてくれば、それをすぐに綴ることができます。押印することで、それが原本であるという意思が表示され、写しとしてやりとりすることができるようになる、という発想でしょう。

データだけになれば、何が原本かが曖昧になりわかりにくくなる、という発想が根底になるように思います。

ファックスは時代遅れだから廃止しましょう、では簡単に済まないものがあり、廃止するなら廃止できるだけの条件を整備しなければならない、ということだと思います。

 

東京は「リバウンド突入」 変異株急速拡大の恐れも モニタリング会議

東京は「リバウンド突入」 変異株急速拡大の恐れも モニタリング会議(産経新聞) - Yahoo!ニュース

感染力の強いインド由来の「デルタ株」の割合は、直近の1週間で18・7%に上った。現在、都内で主流となっている英国由来の変異株は、初めて確認されてから12週目で10%を超え、20週目には90%近くに達した。これに対しデルタ株は8週目で10%を超えており、専門家は今後の推移に注意が必要だと指摘した。

 いくら口先で安心安全と唱え美辞麗句を並べても、権力に尻尾を振る輩や愚かな与党支持者は表面上、喝采するかもしれませんが、新型コロナウイルスには何の効果もありません。

どうしてもオリンピックを無理やりでもやりたいなら、開催前に、国民の8割程度はワクチンを接種済みという程度にまで持ってきておくべきでしたが、失敗したのが致命的でした。

今後、オリンピック開催に伴って東京では人流が増大し、デルタ株の蔓延もあって、感染はますます増大するでしょう。東京発の感染が全国へ拡大もするでしょう。いくら、外に出るな、動くなと政府が喚き散らしても、東京の真ん中で世界大スポーツ大会をやらかしている以上、感染は減らないでしょう。さらに、オリンピックが終わった後も、ワクチン接種はまだ遅々として進んでいませんから、感染は爆発的に広まる恐れがあります。いずれにしても、今秋まで、極めて深刻な事態が日本全体を覆い尽くすことになると推測されます。