ツールの大クラッシュ、原因つくった観客逮捕

ツールの大クラッシュ、原因つくった観客逮捕(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

事故は26日、ブレストからランデルノー(Landerneau)までの第1ステージで発生。道路脇でプラカードを手にした観客が原因となり、トニー・マルティン(Tony Martin、ドイツ)が落車。後続の選手も次々に落車する大事故に発展した。

 動画で事故当時の様子を見ましたが、観客が不用意に道路に出てきて選手たちを視界に入れることなくプラカードを振りかざしているところに衝突し、選手たちが次々と転倒していて、非常な危険性を感じました。

これが日本で起きた場合、刑事事件としてどうなるか、ちょっと考えてみたのですが、日本では、過失による業務妨害は処罰されていないので、転倒して怪我をした選手がいれば重過失傷害罪とか、道路への立ち入りを捉えて、道路交通法の何らかの規定での処罰を考える程度でしょうか。実務的には重過失傷害罪が問題にされそうな気がします。

こういう事故hが起きないよう、主催者側で、観客が安易に道路に立ち入れないように、きちんと管理していくことが、まず必要でしょう。自転車の転倒により打ちどころが悪いと死亡することもありますから、安全対策が急務でしょう。

 

新幹線の公衆電話終了へ 携帯電話が普及

新幹線の公衆電話終了へ 携帯電話が普及(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース

新幹線の公衆電話は、東海道新幹線が開業した翌年の1965年にスタートしました。ビジネスや緊急時の連絡などに使われてきましたが、携帯電話の普及で利用者が減少していました。 去年12月には、トンネル内でもすべての区間で携帯電話がつながるようになり、さらに利用者が減っていました。

 私が覚えているのは、昭和61年の秋に司法試験に合格し、昭和62年の春に司法修習生になるまでの間に、司法試験関係の模擬試験の問題作成か何かの手伝いをしていて、その連絡を新幹線内の公衆電話から行ったことがありました。結構、走行に伴う音がうるさくて、何度も聞き返したり、通話しにくかったような記憶があります。

昔は、新幹線に乗っていると、東京都の落合さん、電話がかかっていますので車掌までお申し出ください、といった車内アナウンスが、よく流れていたものでした、携帯電話が普及する前は、急用があると、乗っている新幹線に電話して呼び出す、ということが行われていたものでした。

携帯電話、スマートフォンが普及して便利になり、そういったものが必要なくなったことに、時代の流れを感じます。

 

鹿島の元幹部を脱税容疑で告発 復興事業費使って裏金か

鹿島の元幹部を脱税容疑で告発 復興事業費使って裏金か(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

元部長は2017、18年の2年間、鹿島JV(共同企業体)が環境省から受注した東京電力福島第一原発事故後の原子力災害対策の工事に絡んで、複数の下請け業者から現金を受け取り、計約2億2千万円の所得を申告せず、約8300万円を脱税した疑いがある。

復興資金を食い物にするハイエナのような奴ですが、刑事事件としては、現状、こういう捉え方が限界でしょう。

一案としては、復興資金で工事を行うゼネコン等を「看做し公務員」として、職務に関して金銭等を収受すれば収賄罪(送ったほうは贈賄罪)とする、という方法があるのではないかと思います。

おそらく、こういったケースは氷山の一角であり、積極的な取り締まりができる体制整備が必要でしょう。

 

ワクチン接種でも陽性、スポーツ界に新たな難問

ワクチン接種でも陽性、スポーツ界に新たな難問(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) - Yahoo!ニュース

選手らの実例から分かってきたのは、コロナウイルスとこれまで確認されている変異株による死亡や重症化を防ぐ上で、ワクチンは極めて有効である一方、感染そのものの予防効果という点では確実とは言えないということだ。

 ワクチンさえ接種すれば、もうコロナには感染せず安心というムードが社会全体に漂っているような気がしますし、そう思いたい気持ちは理解できますが、決してそうではない、ということを厳しく認識すべきでしょう。正に、上記の引用した一節の通りだと思います。

ワクチンを接種しても、マスクをし、密にならず、手洗いやうがいを励行するというニューノーマルは引き続き厳守していく必要があり、私自身は、そういう生活は今後、少なくとも2、3年程度は続くだろうと覚悟しています。

皆が、「おしん」のように耐え忍んでいく、忍び難きを忍び、耐え難きを耐えていく、そういう生活が続くと思わなければなりません。

 

宮内庁長官の「天皇陛下は五輪懸念」発言、波紋広がる…憲法学者からは厳しい見方も

宮内庁長官の「天皇陛下は五輪懸念」発言、波紋広がる…憲法学者からは厳しい見方も(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

西村氏の発言について、ある宮内庁幹部は「陛下は開会式で開会を宣言される立場にあるが、一方で開催による感染拡大を心配し、コロナに苦しむ人にも心を寄せられている」と指摘。「開催を巡って国論が二分する中、宮内庁長官としては陛下が片方だけを重んじているわけではないことを伝える必要があると判断したのだろう」と推察する。

天皇が国政に関する権能を有しないことは、国に関わる問題について何も言ってはならないことを意味するものではないでしょう。国の象徴として、関心、懸念を表明することは、あくまで国政に関する権能を有しないという大前提の下、節度をもって行われるのであれば、何ら憲法上の問題はないと思います。

特に、今回の宮内庁長官発言は、天皇陛下のお言葉をダイレクトに表明するのではなく、あくまで宮内庁長官が「拝察」したものとして、慎重を期して行われています。拝察とはされていますが、宮内庁長官天皇陛下に無断で、勝手に自分の考えを吹聴するはずがなく、天皇陛下の大御心であることを国民は察するべきです。政府関係者が宮内庁長官発言とことさら矮小化したがるのは、国民の生命、身体を危険にさらしてオリンピック貴族におもねり、オリンピック利権に日本を売り渡し、東京オリンピックを強行しようとしているという、極めて痛いところを突かれてまずいから以外の何物でもないでしょう。

我々国民は、天皇陛下の国民を心配される大御心に深く思いを致し、変異株が猛威を振るいつつある現状で、国民の生命、身体を危険にさらす愚かさを改めて直視し、東京オリンピック中止へと流れを大きく変える必要があると思います。

女優の李麗仙さんが死去、79歳 元夫は唐十郎、大鶴義丹は実の息子

女優の李麗仙さんが死去、79歳 元夫は唐十郎、大鶴義丹は実の息子(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

TBS系の人気ドラマ「3年B組金八先生 第4シリーズ」(95~96年)では武田鉄矢演じる熱血金八先生と対立する石川千春教頭役を演じた。

私の印象に特に残っているのは、上記の教頭先生役ですね。気が強くて積極的に発言する姿が印象に残っています。存在感のある女優さんだったと思います。

年齢を見て、もう、そういう歳になっていたのだなと思いました。誰しも老いていくものですね。

ご冥福をお祈りします。 

北海道新聞記者を釈放 旭川医科大への侵入容疑で逮捕

北海道新聞記者を釈放 旭川医科大への侵入容疑で逮捕(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

同大は22日午後3時50分ごろ、報道各社に「新型コロナウイルスの感染防止措置として学外者の入構を原則禁止している」とファクスを送り、午後6時まで構内に入らないよう伝えていた。  同大は毎日新聞の取材に対し、この記者が同大で開かれていた会議を廊下で「録音していた」と説明。身分や目的を尋ねたが「明確な返答がなく逃げ去ろうとしたため、学外者が無許可で建物内に侵入していると判断し警察に連絡した」としている。同大は北海道新聞社(本社・札幌市)に抗議文を送り、説明を求めているという。

自分が担当検事なら、事件として処理する上でのポイントは故意の有無にあると見るでしょう。一般的に、立入を禁じる掲示があっても、マスコミ関係者など例外を許容している場合もあり、本件では、事前に大学からマスコミ各社に、時間を指定して立入禁止が通告されていたとのことですが、それが末端の記者にどこまで周知されていたかも、故意の有無に関わります。
明確な承諾がなくても、推定的承諾、がある状況なら故意はないし、その点で誤信があっても故意は認定できません。
記事によると、記者が隠し録音をしていたとのことですが、そうであって、しかも、立入前からそういう意図を持っていたのなら、そういう人物に立入を許可することはあり得ない、という構成で、侵入や故意が認定される可能性はあるでしょう。
なお、現行犯逮捕の必要性も問題になっていますが、声をかけたら名乗らず逃げようとしたのであれば、必要性は肯定される可能性が高いと思います。ただ、私人逮捕の場合、逮捕者が私人であるということで、逮捕の必要性までは要件としないのが通説だった気がしますので、そうであれば、この点は問題にならないことになります。
マスコミ関係者、高級官僚、弁護士、といった人々についての刑事処分は、地検のみでは決められないはずで、札幌高検の決裁を経て決めることになるでしょう。印象としては起訴猶予事案かな、という気はします。