追悼・横山巌さん(元裁判官・弁護士、令和元年9月10日逝去)

横山さんと初めて会ったのは、司法試験に合格した直後、早稲田大学内の合格者の集まりだったと思う。当時から、今と全く変わっていなくて、ちょっとはにかんだように、でも、はっきりと物を言う人だった印象が強い。自分より数年先輩で、当時から、同期、ではあるが、先輩、お兄さんという感じがある。

41期で修習に入り、同じ6組になって、横山さんは裁判官希望、自分は検事志望と、「任官」「任検」希望ということで、クラスの中では、お互い、ちょっと違った空気の中にいる感じがあったが、横山さんはひょうひょうと過ごしていた記憶が強い。

修習を終えてからは、裁判官、検事と別々の道を歩み、接点がないままだったが、ある時、どこかで会う機会があり、自分が、まだ若くて検事検事したようなことを言ったら、それはダメじゃないか、という感じの言い方をされて、ちょっと厳しい顔をされたことがあった。なぜか、その場面を切り取るようにして覚えている。人への優しさ、権力の行き過ぎへの警戒心、批判ということを常に持っていた人だった。

自分は先に退官し、横山さんも裁判官を辞めて弁護士になり、挨拶状をもらった。そのことは、下記のようにブログに書いたのだが、横山さんらしい挨拶状だと思った。それまでもその後も、横山さんが送ってくれる年賀状で、細かい字で、自分の思いや目標などを書いていて、ズボラな自分は、真面目で几帳面な人だなー、といつも思っていた。

弁護士になり、次第に頭角を現して活躍していたことは、皆、知っていることなのでここでは繰り返さない。

昨年8月、41期の30周年の大会が有馬温泉であり、横山さんも参加して、皆で楽しく飲み語らい、会の翌日は、有志でタクシーに乗って神戸を観光して回った。その時の楽しい思い出は今でも忘れがたい。

その後、約1年、横山さんは駆け足で去っていった。

6月にお見舞いに行って、新神戸駅の喫茶店で会った際、横山さんは今後のことを熱く語っていて、復帰の意欲は旺盛だった。自分も、なんとか復帰してほしかった。弁護士はたくさんいるけれども、横山さんにしかできないことは多く、彼を必要としている人が、今も、今後も多数いる。そのことがわかっているからこそ、横山さんは復帰したかったのだろうと思う。もちろん、仕事だけでなく、家族や周囲の人々への様々な思いもあっただろう。

人の人生は、長い時もあれば短い時もある。横山さんの人生は決して長いものではなかったが、やるべきことをやり、有意義な人生だったと思う。しかし、願わくば、もっと長生きしてほしかった。とても残念でならない。

横山さんの遺志、やり残したことを、残された我々ができるだけ受け継いでいくことこそ、我々の使命であり、それを、横山さんも喜んでくれることだろう。謹んでご冥福をお祈りしたい。

yjochi.hatenadiary.com

第7世代iPadの画面がちょっとだけ拡大した本当の理由(松村太郎)

第7世代iPadの画面がちょっとだけ拡大した本当の理由(松村太郎) - Engadget 日本版

今回のサイズ拡大の最大の理由は、Apple Pencilに続いてSmart Keyboardにも、エントリーモデルのiPadで対応しよう、というコンセプトでした。

 10月1日に登場するiPadOS 13で、外部メモリやストレージに対応し、ウェブブラウザSafariがデスクトップPCと同等に動作するようになります。AppleiPadMacの間に1000ドル近辺の分水嶺を設けており、日常の大半のコンピューティングは1000ドル以下でこなせるべき、と考えているようです。

iPadは確かに企業や教育機関に大量に導入される需要は尽きないでしょうけれど、ちょっとコンピュータが必要というiPhoneユーザーのニーズに十分答えてくれるデバイス、と言えるでしょう。

10月1日に登場するiPadOS 13で、外部メモリやストレージに対応し、ウェブブラウザSafariがデスクトップPCと同等に動作するようになります。AppleiPadMacの間に1000ドル近辺の分水嶺を設けており、日常の大半のコンピューティングは1000ドル以下でこなせるべき、と考えているようです。

iPadは、ノートPC的な使い方ができつつも、限界はあり、ノートPCとの併用を私もしてきたのですが、上記の記事にもあるような新iPadOSの登場もあり、今後は、日常的な処理はノートPCがなくてもiPadがあれば十分という流れが強まりそうです。

自宅にはPCがなく、時々、スマートフォンではきつい作業をやりたち、という人はかなりいるはずで、iPadとキーボードなら、価格も抑えられ、外に持ち出しやすく、魅力的なものがあります。

iPadとキーボードをうまく使うことで、コストパフォーマンスの良い環境を作ることができる、そこはうまく構築すべきでしょう。 

 

 

 

Watchでぺいぺい♪ PayPayがApple Watchに対応しました

Watchでぺいぺい♪ PayPayがApple Watchに対応しました | ギズモード・ジャパン

残高がWatchでわかるのはいいですねー。PayPayメインの方はWatchFace画面にショートカットを配置しておくと素早く起動できて良いかも。

 この記事を読んで、初めてApple Watch対応を知り、確認したところ、しっかり使える状態になっていて、嬉しくなりました。

Apple Watchは何かにつけて便利ですが、こうして電子マネーに対応していることのメリットは大きいでしょう。私も、自動販売機でジュースを買ったり、新幹線車内で車内販売で弁当を買う時に使ったりと、かなり重宝しています。

世の中、どんどん便利になるという気が、改めてしています。

 

BMW、販売店に過剰なノルマか 公取委が立ち入り検査

BMW、販売店に過剰なノルマか 公取委が立ち入り検査(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

関係者によると、同社は遅くとも数年前から、ディーラー契約を結ぶ国内の販売店に対し、通常の営業活動では販売できないほどの台数をノルマとして設定。達成できない場合は、ノルマに届かない分を新車で購入させていた疑いがある。こうした車両はいったん販売店名義で登録されるため、「新古車」として値引きされて市場に流通していたとみられる。

 ちょっと前ですが、知り合いがBMWの新古車(記事にあるような)を買って乗っていると言っていて、購入価格を聞くと、新車よりかなり安く、それはお得だねー、という話をしたことを思い出しました。確か、その人の奥さんもBMWの新古車とのことだったと記憶しています。

こういう裏技?で新車同様のBMWを購入していた手法が、今後は難しくなるかもしれませんが、私には縁遠い車で、いずれにしても関係ありません(笑)。

 

ドリフト不正車検で贈収賄 整備会社役員ら逮捕、警視庁

ドリフト不正車検で贈収賄 整備会社役員ら逮捕、警視庁(共同通信) - Yahoo!ニュース

自動車検査員は国の検査業務を代行する「みなし公務員」で、贈収賄罪が適用される。

 ここは知られていませんが(ごく普通の自動車整備員が「みなし公務員」とは、普通、思わないでしょう)、実際、そうなので、贈収賄罪をなかなか摘発できない中小の県警が、ここを狙って立件する、ということもあるようです。

警視庁が、そういう寂しい理由で立件したとは思えないので、ドリフト用の改造車や関係者を取り締まる中で、そこにも取り締まりの目を向けたということなのでしょう。

安易に、お金を渡して不正車検で通したもらうと、こういうことにもなりますから、注意が必要でしょう。

 

今週のAppleイベントで発表されそうなものすべて

今週のAppleイベントで発表されそうなものすべて | ギズモード・ジャパン

とうとう、Appleも3カメラの搭載に踏み切るようです。一方、Bloombergの報道によれば、次期iPhone XRでは広角カメラと望遠カメラのみが搭載されます。そして、iPhone 11では新型の「A13プロセッサ」が搭載されます。

 Androidの、特にハイエンドクラスの端末では、カメラ機能が大きく充実してきており、iPhoneが見劣りしやすい状況になっていますから、ここはテコ入れ、挽回を図ってくるでしょう。

以前は、新機能が噂されて期待を持たせたものでしたが、今回は特にそういったものもなく(あるのかもしれませんが目立たず)、地味な印象は拭えません。噂を超える、驚くようなものが出てくることを期待したいものです。

来年の新々機種では5G対応になることが確実で、今年は無理をせず購入を見送り、も大いにあり得るでしょう。私も迷っています。

 

追い越し車、見通し不良「歩行者発見遅れるかも」…#危険なバス停

追い越し車、見通し不良「歩行者発見遅れるかも」…#危険なバス停(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

ベージュに青いラインの市営バスがバス停につけた。横断歩道はバスの前輪と後輪に挟まれ、乗客が乗り降りする間、後続車が次々とバスを追い越す。堀野さんは「追い越す車がスピードを上げるでしょう。これが危ないんです」と話す。

私も、車を運転中にこういう状況に遭遇することがありますが、バスの陰から歩行者が急に出てきそうで、速度を上げないように注意しながら、ゆっくりと側方を通過するようにしています。

交通事故を仕事で見てきていると(刑事事件として)、事故が起きた状況が頭の中に残っているものもあって、こういう状況は危ないな、と感じる時には注意するようにしています。

運転免許の更新の際の講習でも、そういった「危ないポイント」は、できるだけ具体的に紹介して、注意喚起したほうが良いでしょう。

どこに危険があるかについて、できるだけ幅広く情報を共有し、事故を防止するようにしたいものです。